絶対やるべき!「NISA」と「iDeCo」…みんなで税制優遇のメリットを享受しよう ※写真はイメージです/PIXTA

個人による老後資産の形成を促す目的で、政府はさまざまな税制優遇制度を備えた「NISA」「iDeCo」を用意しました。さほど興味を持たない人も多いように見受けられますが、これらは専門家からみても非常におトクな制度であり、超お勧めです。具体的なメリットを経済評論家の塚崎公義氏が解説します。

60歳まで引き出せないのは「政府の親心」あってこそ

iDeCoは、60歳まで引き出せません。これは、浮き沈みが激しい自営業者などにとっては問題でしょう。あと100万円あれば倒産を免れたのに、といった事態に陥る可能性があるからです。

 

しかし、一般のサラリーマン等にとっては、ありがたい仕組みです。意思の弱い人が老後の蓄えを途中で使ってしまわないように…という、政府の親心なのです。

 

老後資金をしっかり貯めるには、ダイエットや禁煙以上に強靭な意思が必要ですが、それが難しいなら政府が手伝ってあげよう、というわけですね。

掛け金に上限はあるが、それでも活用メリットは十分

NISAは上限金額が決まっていますが、iDeCoも決まっています。大金持ちが何億円も非課税で運用することはできない、というわけですね。

 

iDeCoの場合は、掛け金の上限が比較的低いのですが、それでも普通のサラリーマンや専業主婦で毎月2.3万円まで拠出できるので、夫婦2人で年間55万円強、30年強で1700万を非課税で拠出できるので、まあ十分でしょう。

 

なお、NISAは投資信託等に限られますが、iDeCoの場合には株式等の値下がりが怖いという人は銀行預金を選ぶこともできます。銀行預金等を選ぶと、配当等の非課税というメリットは小さくなってしまいますが、所得控除のメリットだけでも十分大きいので、ぜひ検討してみましょう。

 

iDeCoは、NISAとくらべると手続きが面倒なのですが、メリットも大きいので、若い人はぜひ、長期間にわたってメリットが享受できるiDeCoを検討してみてはいかがでしょうか。

 

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経済評論家

1981年東京大学法学部卒、日本興業銀行(現みずほ銀行)入行。主に経済調査関連の仕事に従事したのち、2005年に退職して久留米大学へ。2022年4月に定年退職し、現在は経済評論家。

著書に、『老後破産しないためのお金の教科書―年金・資産運用・相続の基礎知識』『初心者のための経済指標の見方・読み方 景気の先を読む力が身につく』(以上、東洋経済新報社)、『なんだ、そうなのか! 経済入門』(日本経済新聞出版社)、『退職金貧乏 定年後の「お金」の話』『なぜ、バブルは繰り返されるか?』(以上、祥伝社)、『経済暴論』『一番わかりやすい日本経済入門』(以上、河出書房新社)など多数。

趣味はFacebookとブログ。

著者紹介

連載老後資金の不安を解消!経済評論家・塚崎公義氏の「資産管理・資産形成術」

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