発達障害の子どもは、物事の習得にとくに時間が必要
たとえ器用にこなすことができなかったとしても、それがやりたいことであり楽しんでできることであれば、じっくりと取り組ませればよいのです。それがその子の命の使い道であり、使命であり、存在意義だからです。
発達障害の子どもは、とくに物事の習得に時間が必要になります。中でも、学習障害のある子どもは、苦手なことを習得しようとするとより時間と労力がかかりますし、望むレベルに達しない可能性もあります。
ここで親が気をつけなければならないのは、子どもの目が輝いているかどうかです。本人がやりたくないことに時間と労力をかけるくらいなら、違う才能を伸ばした方がよいでしょう。強制せずに、楽しいと言うことをとことんやらせることが、子どもの能力を伸ばすための原則です。
大坪 信之
株式会社コペル 代表取締役
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