「良い褒め方」と「悪い褒め方」の違いは…
数百人の子ども達を対象に行なわれた実験では、「頭が良いのね」と能力を褒められたグループは、新しい問題にチャレンジするのは避けて、簡単にできる問題しかやりたがらなくなってしまいましたが、「頑張ったのね」と努力を褒められたグループは、約9割の子ども達が新しい問題にチャレンジする方を選びました。
次になかなか解けない問題を出されると、能力を褒められたグループは「おもしろくない」と答えるようになりましたが、努力を褒められたグループはむしろ、「難しい問題の方がおもしろい」と答える子どもが多いという結果になりました。
最終的に、能力を褒められたグループの成績は下がり、努力を褒められたグループの成績は上がったのです。
【エルバート・ハバード (アメリカの教育家)の言葉】
〜天才とは、ただ、努力の継続をできる人のことをいう〜
子どもが努力し続けられる人になるために、まずは努力すれば能力が上がるんだと言うことを伝えて、潜在能力のスイッチをオンにしてあげましょう。さらに結果だけでなく、努力したそのこと自体をたくさん褒めてあげましょう。
大坪 信之
株式会社コペル 代表取締役
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