(写真はイメージです/PIXTA)

長男は東京大学に現役合格、次男は京都大学に現役合格、長女はロンドン大学UCLに現役合格……母学アカデミー代表の河村京子氏の書籍『教えない子育て 正解のない時代に「実践できる子」を育てる』(日本法令)から一部抜粋・編集し、子どもの能力を伸ばすために河村氏がやっていた2つのことを紹介します。

「よじ登る子育て」ではなく「翼をつける子育て」を!

現代の子育ては、「山をよじ登る子育て」になっていると思います。幼い時から山の頂上を目指し、「幼児塾」「小学校受験」「中学受験」「高校受験」「大学受験」と、周りの子どもたちと競争するように、よじ登ることを強制させられているように感じます。

 

隣の子が少しでも上によじ登れば、我が子も負けないようにお尻を叩き、お尻を持ち上げ、上を目指しているように思えて仕方がないのです。

 

私自身、子どもが生まれた時に「よじ登る子育て」はしたくないと思いました。私は山登りをしたことがありませんが、苦しそうなイメージしかないからです。

 

よじ登る代わりに、「子どもに翼をつける子育て」をしようと決めました。背中に翼があれば、よじ登ることなく自由に空を羽ばたけると感じたからです。人と争う必要もありません。きっと我が子たちは自由に生きていけると思ったのです。

 

あれから25年が過ぎ、子どもたちは大人になりました。私が今感じるのは、3人とも自分の力で羽ばたいているということです。自分で考え、自分で目標を設定し、自分で実践する、失敗したら自分で責任を取る、これらのことを悠々と成し遂げています。

 

私自身はお尻を叩かれ、よじ登る子ども時代を過ごしましたから、うらやましくさえあります。「翼をつける子育て」のために、必要なのが「教えない子育て」です。ぜひ「教えない子育て」を取り入れてお子さんを羽ばたかせてあげてください。

 

 

河村 京子

母学アカデミー代表

 

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教えない子育て 正解のない時代に「実践できる子」を育てる

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河村 京子

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