他国より低い「お給料」…緊急事態宣言下で「どうにか働く日本人」の悲劇 (※写真はイメージです/PIXTA)

オリパラ開催、緊急事態宣言延長、再発令。コロナ感染拡大が1年以上も続くなか、「働く日本人」の現状は、深刻さを増しています。

「平均930円」は夢のまた夢か…日本の恐ろしい現状

OECD(経済協力開発機構)発表の「Real minimum wage(実質最低賃金)」を見ると、日本の最低賃金の水準が英仏独などの金額の6~7割程度に留まっており、先進諸国と比べてはるかに低いことが明らかになっています。

 

現状の最低賃金はいくらなのか。厚労省の発表より都道府県別に見ていくと、現在の最高額は東京「1013円」、次いで神奈川「1012円」となっています。第3位が大阪「964円」、そして第4位が埼玉「928円」です。

 

つまり、47都道府県あるなかで、930円を超えているのはわずか3都府県。900円台を保障している県さえ、大阪・埼玉・愛知・千葉・京都・兵庫の6府県に留まります。そのほかの地域では800円が続き、もっとも最も低いのは「792円」です。中央最低賃金審議会の言う「平均930円」との現状のかい離が鮮明になります。

 

最高額である東京都と比較すると、792円では「221円」もの差額が算出されます。8時間労働で換算してみると、1日あたりの差額は「1768円」にのぼります。

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