多様性溢れる新設されたばかりの寮で、共同生活を経験
Sullivan Centerの他にも、野球、テニス、陸上、バスケットボール、水泳、バレーボールなどのスポーツ施設が完備されているのはもちろん、ゴルフやダイビング、セーリングといったハワイの自然と気候を満喫できるスポーツプログラムや、2008年北京オリンピック出場選手も輩出した柔道も有名です。
カラフルでポップな色使いが印象的な作品が並ぶアートビルディングでは、絵画、彫刻、陶芸、テキスタイルなどの他、バンドやオーケストラ、ダンス、演劇といったパフォーミングアーツの機会も提供されます。
また前回訪問した際に建設途中であった寮(9~12年生対象)も、今回初めて見学することができました。2018年に完成したばかりとあって、バスルームやトイレも含めすべて清潔で、全体的にシンプル、かつモダンな内装が印象的です。寮の入口は男女共用で、1階にはユニセックスのコモンルームがあります。
2~4階は男女別のフロアになっており、男女それぞれに設置されたエレベーターを使って自分の部屋に移動できます。全校生徒に対し寮生の数は少なめですが、1階に住むハウス長と寮スタッフメンバーからの支援を受けながら、アットホームな雰囲気の中、共同生活を過ごすことができます。
ハワイのボーディングスクールならではの特徴
6月6日、校内のベースボールフィールドにて、卒業式が開催されました。‘Iolani Schoolの文化、そして財産である“One Team”という信念が支えとなり、様々な困難のなかで多くの功績を残したことを称え合いながら、世界を変えるリーダーとしての役割を担った256名が巣立ちました。
彼らは、卒業後も“‘Iolani Ohana”のメンバーであり続けます(“Ohana”は血縁関係を超えた絆を持つ"家族"の意味)。卒業生を含めた学校関係者すべてを自分の“Ohana”をして認識し、互いを信頼しあい、思いやりの気持ちを持つ考えが根付いていることこそが、ハワイの特徴であることを強く感じました。
SAPIX YOZEMI GROUP 国際教育事業本部長
Triple Alpha 代表取締役社長
髙宮信乃
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