タワーマンション(以下、タワマン)とは、基本的に地上20階建て以上の居住用高層建物のことを指します。高級感漂うイメージが多いですが、「広さ」という面では割とコンパクトな物件も存在しています。実際のところ、住みやすいものなのでしょうか。 ※幻冬舎ゴールドオンライン2021年上半期ヒット記事特集! 本記事では「日本のタワマン」について見ていきます。
手取り24万円…「頑張って狭いタワマンに住んだ」夫婦の末路

購入組「なんでタワマンばっかり…」

実はタワマン、その歴史は1970年代から。建設ラッシュが始まったのは1990年代後半であるため、揃いも揃って大規模修繕工事に追われる……という懸念がまことしやかに囁かれている。加えて、東京オリンピック開催後の不動産価格下落を憂う声も少なくない。2022年問題とも相まって、資産価値下落のリスクは無きにしも非ず……といえよう。

 

その分、賃貸組は「困ったら引っ越し」の選択肢があるだけよいかもしれない。では、タワマン購入組はどう思っているのだろうか?

 

都内某タワマン、2LDKをお買い上げしたBさん。証券会社勤務で、妻と子どもの3人暮らし。賃貸だったら毎月50万円~はくだらない。

 

「築浅なので、大規模修繕工事にはまだ時間があります。まあそれはともかく、ウチは駅から近いし眺めもいいし、値崩れはしないと思いますね。利便性も抜群で、本当に買ってよかったと思います。不動産価格の下落って特に『タワマンだから~』って話じゃないと思いますけど、なんでタワマンばっかりフィーチャーされるんですかね。都心の一等地の建物なら、タワマンであれ戸建てであれ、当分心配することないでしょう」

 

何かと世間を騒がせがちなタワマン。憧れの裏には、一括りには到底できない、タワマン住人のシビアなお金事情が潜んでいる。今後も要注目だ。