国税庁の調査によると、正規社員の平均給与は年間503万円「令和元年分 民間給与実態統計調査」)、手取りにすると393万円ほどです。平均なので、この金額より大幅に高い層が押し上げている可能性を考えると、ピラミッド型のように低い層も大量にいることが予測されます。年間で手取り393万円だと、どのような暮らしぶりになるのでしょうか。その実態に迫ります。 ※幻冬舎ゴールドオンライン2021年上半期ヒット記事特集! 本記事では「日本人のお給料事情」について見ていきます。
手取り「393万円」…日本の正社員「平均給与」の暮らしぶり

家賃「13万円」だが、電気代は「2千円」と節約

31歳、外資系企業で働く三宅さん(仮名)の貯金は100万円程度とのこと。

 

「こだわっているというわけではないのですが、部屋は良いところに住みたくて、家賃は13万円かかっています。少し高いと自分では思っています。そのかわり他は節約していて、電気代は月2千円くらいにおさえられています。使わないコンセントは抜いているし、必要のないエリアはブレーカーまで落としています。エアコンはほぼ使いません。ちなみに、トイレは小では流しません」

 

そこまで節約するのは、老後資金を貯めるためなのでしょうか。

 

「電気代とか上下水道代とかを節約するのは、苦ではないからしているだけで、貯金は100万円程度しかありませんよ。車のローン、駐車場代・ガソリン代などの維持費が結構きついですね。洋服なんかはほとんど買わないですけど。同年代で老後のために貯めている人ってほとんどいないんじゃないかな。とりあえずNISA口座は作って少しは運用していますけど、“将来のため”というわけではないですね。少しくらいは投資を学ばないと、という気持ちでやっています」

 

貯金は100万円程度しかない…。 (画像はイメージです/PIXTA)
貯金は100万円程度しかない…。
(画像はイメージです/PIXTA)