(※画像はイメージです/PIXTA)

2度の造血幹細胞移植を経て、2019年春に復職を果たした私立学校の理科教員である向井健一郎氏の書籍『ボクは、笑顔でできている~多くの人に支えられて、白血病と闘うことができました~』より一部を抜粋・編集し、「白血病」の闘病生活について見ていきます。

発病から「1年弱」という短さで職場復帰できたワケ

この「訓練」が功を奏し、7月1日に正式に職場復帰することができました。昨年の7月末に白血病を発病し、その後に抗ガン剤治療や造血幹細胞移植を経て、今年の1月末に退院。そして約半年の自宅療養を順調に終えて、ようやくこの日から職場復帰です。

 

入院のときに主治医の先生は、職場復帰までには1年半から3年はかかるとおっしゃっていました。たぶん、長めにおっしゃったと思いますが、私は抗ガン剤が良く効いたことや造血幹細胞移植のドナーが親族から見つかったことなどから、最速の1年弱という短さで復帰することができました。

 

これも、多くの方からの応援メッセージや楽しい話題を提供してくれたおかげだと思っています。本当にありがとうございました。

 

職場で約1年ぶりの出勤簿に押印しました。この何でもない瞬間がとても嬉しかったです。

 

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向井 健一郎

1958年東京都生まれ。私立学校の理科教員。大学卒業後に都内の私立学校での非常勤講師を経て、1984年から昭島市の啓明学園に勤務。1998年から北海道の立命館慶祥中高に転職し、理科だけでなく情報教育やSSHなどに取り組む。2014年に京都の立命館一貫教育部に配属。翌年の夏に「白血病」を発症し、京大病院での入院治療を開始。2017年4月に立命館中高に復職するも再発。2度の造血幹細胞移植を経て、2019年春に立命館一貫教育部に復職。

 

 

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    本記事は幻冬舎ゴールドライフオンラインの連載の書籍『ボクは、笑顔でできている~多くの人に支えられて、白血病と闘うことができました~』(幻冬舎MC)より一部を抜粋したものです。最新の法令等には対応していない場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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