投資初心者が最初にぶつかる壁に「株価チャート」があります。一見すると難しそうですが、ポイントさえ押さえれば、次第に読めるようになります。ここでは、株価チャートをはじめとする株式投資の基本事項を見ていきます。※本記事は、頼藤太希・高山一恵氏の著書『マンガと図鑑 はじめての資産運用』(宝島社)より一部を抜粋・再編集したものです。
成長し続ける企業として「海外企業」にも着目を
●日本企業よりも「次世代への投資」に積極的な海外企業
10年後、20年後も成長し続ける企業として、海外企業にも着目してみましょう。
たとえば、米国のGAFAMと呼ばれる5企業(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン、マイクロソフト)はプラットフォーマーとして世界のトップ企業ですが、研究開発、設備投資、人材投資など次世代への投資が莫大であり、成長に貪欲な姿勢を続けています。
ハイリターンを狙うのであれば、外国の株式、とりわけ「米国株」がおすすめです。
●新興国はリスクがかなり大きい
新興国の企業の場合、先進国よりも勢いづいて上昇することもありますが、その分リスクも大きいです。
新興国に投資したい場合は、直接新興国株を買うのではなく、新興国へ進出・投資している米国株を買うとよいでしょう。間接的に新興国へ投資することで、新興国リスクを下げながら、新興国の成長力を得られることになります。
頼藤 太希
株式会社 Money & You 代表
高山 一恵
株式会社 Money & You 取締役
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株式会社Money&You代表取締役
中央大学客員講師。慶應義塾大学経済学部卒業後、外資系生命保険会社にて資産運用リスク管理業務に従事。
2015年に株式会社Money&Youを創業し、現職。女性向けWebメディア「FP Cafe」や「Mocha(モカ)」を運営。マネーコンサルタントとして日本人のマネーリテラシー向上に注力している。『1日1分読むだけで身につくお金大全100』(自由国民社)、『はじめてのFIRE』(宝島社)、『そのままやるだけ!お金超入門』(ダイヤモンド社)、『はじめてのNISA&iDeCo』(成美堂出版)など著書多数。
日本証券アナリスト協会検定会員。ファイナンシャルプランナー(AFP)。日本アクチュアリー会研究会員。
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株式会社Money&You取締役
慶應義塾大学文学部卒業。2005年に女性向けFPオフィス、株式会社エフピーウーマンを創業、10年間取締役を務め退任。
その後、株式会社Money&Youの取締役に就任。講演活動、執筆活動、相談業務を行い、女性の人生に不可欠なお金の知識を伝えている。
『はじめての資産運用』(宝島社)、『はじめてのNISA&iDeCo』(成美堂出版)、『やってみたらこんなにおトク! 税制優遇のおいしいいただき方』(きんざい)など著書・監修書多数。
株式会社Money&You
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