本記事では、株式会社町田工務店の代表取締役社長で、資産20億円大家の町田泰次の書籍『年収400万円でも大家になれる 工務店社長が教える5つの流儀』より一部を抜粋・編集し、なかなか知ることができない「大家業」成功のための流儀を解説します。

古いものや問題を抱える物件は「買い叩け」!

土地の価格は、道路が南側にある南向きの土地が一番高いということを、基本としてまず覚えておこう。

 

そして、それに相対する、北側に道路がある北向きの土地は、南の相場が坪100万円とすれば9掛けの90万円。さらに、間口が狭ければ「8掛け」で、だいたい80万円というイメージを私たちは持っている。

 

建設業界や建築などと無縁の一般の人たちからすれば、100万円の土地が売りに出ていれば隣の土地も同じ値段だと暗に思ってしまうが、それは大きな間違いだ。

 

間口が狭ければ同じ南向きの土地でも「8掛け」、土地が奥に向かって直角に変形しているL字型の土地なんかは「半値8掛け」(半値50万円の8掛けで坪40万円)で買える。

 

L字型の土地は用地を目いっぱい使うことが難しいが、道路までの部分は駐車場や通路にして、残り部分に建物を建てるなど、考えようによっては、いろいろなプランや使い方ができるのだ。

 

京都の土地はウナギの寝床といわれるが、そうした土地は相場の半値8掛けで買えとよくいわれる。古いものや問題を抱える物件は買い叩け、どんな商売にも共通していえることだ。間口が広くて奥行が狭いなど、その土地が抱えるさまざまな問題を見抜いて「半値8掛け」で買うということだ。

 

 

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町田 泰次
株式会社町田工務店 代表取締役社長


大阪市出身。高校卒業後、父親が創設した町田工務店に入社。昼間は現場で働き、夜は夜間の大学に通い建築を勉強しながら、一級建築士の資格を取得。平成3年町田工務店の社長に就任した際に、パートナーや回りの人たちの大切さを実感。以来、実際に住まわれるお客様の顔が見える仕事を一層大事にし、そんなお客様に喜んでいただけることを日々の仕事の励みや喜び、やりがいとする。 安心安全はあたりまえ。「大切な家族を育む家づくり」「人と地球にやさしい家づくり」「次世代へ引き継ぐ家づくり」。そんな『こだわりの暮らし』を追求する。

 

 

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本記事は幻冬舎ゴールドライフオンラインの連載の書籍『年収400万円でも大家になれる 工務店社長が教える5つの流儀』より一部を抜粋したものです。最新の税制・法令等には対応していない場合がございますので、あらかじめご了承ください。

年収400万円でも大家さんになれる 工務店社長が教える5つの流儀

年収400万円でも大家さんになれる 工務店社長が教える5つの流儀

町田 泰次

幻冬舎メディアコンサルティング

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