社長の「抜き打ちチェックテスト」が社員をやる気にさせるワケ

2011年、暗号資産関連事業などを営む株式会社リミックスポイントへ参画した小田玄紀氏。時価総額4億円から1000億円企業へと急成長させるも、子会社のビットポイントジャパンにおいて暗号資産の不正流出が発生し、業界を震撼させる事件となった。信用失墜を取り戻すため、リスクを被りながらも経営を続けている同氏が明かした、「現場」の重要性とは。

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事業の現実を正しく感じ取る…現場と成功の関係

当社にとって電力小売事業は、当時売上の目処がまったく立たなくなってしまったリミックスポイントの、再生の切り札ともいうべきものでした。

 

当初は幹部会議で「うちみたいな規模の小さい企業が、電力なんてライバルの多いところにあえて飛び込む必要はない」というふうに言われたこともありました。

 

しかし実際に、知識を仕入れ、足元のマーケットをよく眺め、既存の参入企業がどのように事業を動かして売上を出しているのかを把握し、最新の情報をヒヤリングしていくことで、「これは生き残れるのではないか」という確かな感触をつかむことができました。当社がこれまでに培ってきたエネルギー関連事業という強みと組み合わせることで、差別化ができるというのも、勝ちへのロジックを見つける材料となりました。

 

結果、当社の強みを十分に発揮させた事業展開ができており、売上を順調に伸ばすことに成功、今後も安定した収益を会社にもたらすことができるという予測ができています。

 

このように、事業の現実を正しく感じ取って、業界のことを熟知することで、初めてその事業がうまくいくかどうかの境目が明らかになってきます。決して机上の空論、会議室の話し合いだけで物事を判断してはいけません。成功するか失敗するか、再生できるか再生できないか。すべてを決定づけるのは「現場感」であることを覚えておくべきです。

 

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株式会社リミックスポイント代表取締役社長CEO
株式会社ビットポイントジャパン代表取締役社長 

1980年生まれ。東京大学法学部卒業。大学在籍時に起業し、後に事業を売却した資金を元にマッキンゼー出身者らと共に投資活動を始める。
「頑張る人が報われる」をコンセプトにして起業家や社会起業家の事業立上げ・経営支援を行う。株式、FX、債権などの投資にも精通し、仮想通貨取引にも携わる。2016年3月に上場会社子会社として初の仮想通貨取引所であるBitpointを立上げ、同社代表取締役に就任する。

著者紹介

連載逆境からのスタート「逃げない経営」を続ける理由

再生 逆境からのスタートと不祥事勃発――それでも私がリミックスポイントの社長であり続ける理由

再生 逆境からのスタートと不祥事勃発――それでも私がリミックスポイントの社長であり続ける理由

小田 玄紀

幻冬舎MC

「崖っぷち企業」と呼ばれた会社が、時価総額1000億円の企業に。しかし、その後、「仮想通貨不正流出事件」が勃発し、会社は逆境に陥った。著者は、この逆境にどう対処し、いかにして事業を「再生」させたのか――。 2011年に…

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