コロナ前の生活に戻ったNZ、不動産市場は活況、価格も上昇中

ようやくコロナ以前の生活に戻ったニュージーランドでは、不動産業界も活気を取り戻しています。マーケットにもコロナの悪影響は見いだせず、不動産価格は堅調に上昇中。今後の展望はどうなるのでしょうか。オークランド在住で不動産会社を経営する筆者が、現地でしか掴めない不動産事情をレポートします。

2021年5月末、ニュージーランド不動産価格の状況は?

オークランドの平均販売価格は111万NZドル台となり、ますますファーストホームバイヤーには手が届かない状況です。これはあくまでも平均値なので、学区のいい地域や、海の景色を一望できる高級住宅街では、もう平均200万NZドル台です。

 

 

「少し背伸びして、バルコニーから海が見える家がほしい…」

 

などと気軽にいえない時代となりました。顧客のなかにも、10年前に近所の家を買っておけばよかったと後悔している人がいます。

 

「せめてこの記事を読み始めた5年前、思い切って投資に踏み切っておけばよかったわ。あの頃はまだ買える価格だったし、キャピタルゲインだって得られただろうし。もう、オークランドの不動産には手が届かない!」

 

当時、ワイカト地方への投資案内がありましたが、そのワイカトでさえ、平均値74万NZドル相当となってきた現状を見て、臍を噛む顧客もいます。筆者からは「まだ遅くはありませんよ。次の5年を見据えて、今月の投資を検討してください」とお話ししました。

 

「NZでは不動産バブルが起こる」という方がいますが、飛行機からオークランドーウェリントン間を見る限り、土地はじゅうぶん余っています。きっと、まだまだ人口も増加するでしょう。コロナが完全に終息すれば、移民政策によって引き続き移民も増えるはずです。そのため、NZの不動産価格は、失速して価値が下がるような状況にはならないと、不動産のプロとして考えています。

 

 

一色良子

ニュージーランド在住不動産エージェント

 

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ニュージーランド在住 不動産エージェント 

1982年、大阪女学院短期大学英語科卒業。カリフォルニア大学デイビス校留学。帰国後、旅行会社のツアーコンダクターに従事。1987年、ニュージーランドツアーの添乗を機に、移住希望を持つ。

1995年1月の阪神・淡路大震災を経験し、1996年に移住を実現。 自己の居住用物件さえあれば、落ち着いて生活ができると感じ、ワンルームマンション購入を実行。その経験を生かし、不動産業界に参入。当時インターネット環境が整いつつある中、日本語ウェブサイトを開設し、留学・観光・不動産投資についてのコンサルティングを始める。

現在、ニュージーランドの大手不動産売買仲介会社であるHarcourts New Lynn(ハーコウツ・ニューリン)支店にてセールスコンサルタントとして活動中。

著者紹介

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