事業を拡大する経営者は「未来の仕事」する
「今の仕事」の手順を見直して「未来の仕事」の時間を捻出するには、業務の効率化だけでなく、自分の仕事を部下に任せることも必要です。事業を大きくする経営者は、「今の仕事」を部下に任せ、自分の時間を「未来の仕事」に充てていきます。一方で、「今の仕事」を部下に任せられない人は、自身の時間の大半を「今の仕事」に充ててしまうため、なかなか事業を大きくすることができていません。
「部下には無理だ」「自分でやったほうが早い」という意識が自身の「未来の仕事」をする時間を奪っていきます。「未来の仕事」の時間が確保できていないのであれば、部下への仕事の任せ方を見直してはいかがでしょうか。
「今の仕事」を部下に任せることは、一時的にはリスクを伴うかもしれませんが、仕事を任せれば部下も成長します。部下が成長すればさらに多くの仕事を任せられます。こういった部下の成長が自身の時間の使い方に好循環を生み出してくれるでしょう。
未来の仕事ができない理由③「面倒くさい」「怖い」という感情の存在
「未来の仕事」としてすべきことが明確になり、その時間を確保できたにもかかわらず実行しない、あるいは実行できない場合、その背景には「面倒くさい」「怖い」といった感情の存在があると考えられます。
藤田耕司
一般社団法人日本経営心理士協会代表理事
FSGマネジメント株式会社代表取締役
FSG税理士事務所代表
公認会計士、税理士、心理カウンセラー
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