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自分が会社に与える「利益」・「損害」を把握する
このように、「もし、お弁当を落とさなかったら、得られた利益はいくらになっていたか?」というのが、会社の損失額になるのです。
この機会損失は、「もしも……」という仮定の話で実際には生じていませんが、ビジネスにおいて重要な考え方です。
また、「埋没原価」も採算や損得を考えるのに、非常に重要な考え方です。すでに支払ってしまった過去のコストで今さらどうしようもないのに、このコストにこだわって誤った判断をしてしまっているケースがよく見られます。
黒字社員は、このような用語を知らなくても、会社の損得を感覚で判断しています。一方の赤字社員は、この感覚が理解できていないため、会社の損得を適正に判断できないのです。
「もしも、あの案を採用したら、会社は(今より)どれだけ利益が増えるのか?」
「もしも、この問題が表面化したら、会社は(今より)どれだけ損失が増えるのか?」
これからは「もしも……」のケースを考えて、自分の利益貢献額を意識しましょう。
香川 晋平
K&P税理士法人 代表社員
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