東大生・京大生を育てた母親が汚い字を注意しない理由
なぜ、私が「汚い字」について否定をしないかというと、「あなたの字は汚い」と指摘することで、子どもの自己肯定感が下がってしまうからです。
親は「字を丁寧に書いてほしい」という思いで注意するのですが、聞いている子どもには、そのようには聞こえません。「字の汚いあなたはダメな子」と、聞こえているかもしれないのです。
子どもの能力を伸ばすためには、いいところに注目することが大事です。だから、私は息子たちの字を見るたびに、「字が汚い子は算数ができる!」と思うようにしています。
そう思えば、乱雑な字でも許せるような気がするので不思議です。実際に観察してみると、理系の人にはきれいな字を書く人が少ないような気がします。
河村 京子
母学アカデミー代表
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