本記事では、医療法人健美会の理事長である長谷川守正氏が提唱する、ラク筋トレで筋肉をつける方法を紹介します。

「初心者」の「朝にする」「毎日する」が間違いの理由

・週2~3日の筋トレが最適 自分に合った頻度で行い目標を定める

 

筋トレは筋繊維を傷つけ、筋肉が損傷し、その回復によって筋肉が鍛えられていきます[図表1]。筋肉が回復する速度は、個人の筋力や筋トレの強度などによって違いがあります。

 

筋トレを行っていない人は、回復の時間が日常的に筋トレしている人の倍になるため、トレーニングは1週間に2~3日が適切だと考えられています[図表2]。

 

筋トレ初心者の方は、最初から頑張り過ぎず、自分に合った頻度でパフォーマンスを上げましょう。筋トレを行う時間帯は、脳や神経がしっかり働いている夕方から夜にかけてがベストといわれています。

 

朝はまだ神経が活発に働いておらず、筋トレには不向きです。また、筋トレを行ってどういう体になりたいのか目標を定めなければ、モチベーションを保てず、継続が難しくなります。

 

「胸板を厚くしたい」「ぽっこりお腹をへこませる」「二の腕をたくましくする」といった具体的な目標を定め、無理なく続けて、理想の体を手に入れましょう。

 

タイプ別筋トレの頻度
タイプ別筋トレの頻度[図表1]

 

筋トレの労力と効果
筋トレの労力と効果[図表2]

 

 

長谷川 守正

医療法人健美会 理事長

 

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