低金利時代の今、銀行にお金を預けても増えることはありません。そこで、投資に一層の注目が集まっています。しかし、元本割れなどのリスクもあるため、油断は禁物です。本記事では、投資初心者が最低限知っておきたい基礎知識を解説します。※本記事は、『お金の基本ゆる図鑑』(宝島社)より抜粋・再編集したものです。

リスクの低さで選ぶなら「債券」!

●債券には国債や社債、高金利の外国債などがある

 

債券は、国、地方公共団体、企業が人々からお金を借りるために発行するものです。国の債券を国債、地方公共団体の債券を地方債、企業の債券を社債と呼びます。

 

定期預金と同じように、債券には期間と金利があり、満期には払ったお金と利息が戻ってきます。

 

債券の中でも国債は、国が発行するので日本が破綻しない限り、お金が保証されます。個人向けなら1万円から買えるという手軽さも魅力的です。

 

債券には国債よりも高金利の外国債券もあります。ただし、外貨で支払われるので、為替レートの影響を受けます。日本円に替えたときに増減する点は、メリットでありデメリットでもあります。

 

債券の一種の国債は、国がお金を借りるために国が発行する有価証券です。期間と金利が決まっていて、満期になると、貸したお金と利息が戻ってきます。個人向け国債だと1万円から購入できて、販売手数料も発生せず、年2回利息が受け取れます。種類として変動金利型の10年のものと、固定金利型の5年と3年があります。3種とも最低金利0.05%が保障されています。

 

債券には国債、地方公共団体の地方債、企業の社債、外国が発行する外国債券などがあります。国債は国が発行したもので、その安全性が魅力です。

 

(本文イラスト:藤井 晶子)

 

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