どうなってもいいや…孤独死の8割はセルフネグレクトの悲劇

50代はご自身の体調や周囲の環境の変化により、「実る人」「枯れる人」の分かれ目となる時期です。「実る人」の特徴は、「いい人間関係、元気、心の平安」が挙げられます。そして挨拶は対人関係だけでなく、自信の「心の養分」にもなります。人間関係の充足から心の平安を得る方法を探ります。※本連載は松尾一也著『50代から実る人、枯れる人』(海竜社)の一部を抜粋し、再編集したものです。

ミドルシニアこそ自分から笑顔で挨拶!

50代から枯れる人=自分から挨拶できない】

 

50歳を超えると表情が乏しくなるようです。私も普通にしていたつもりでも「憮然としていて、怒っているの?」と言われてビックリしたことがあります。

 

人間関係のスタートラインは「笑顔で挨拶」です。ついだんだんものぐさになっていて、「ウッス!」とか「チワー」とかで済ますようになりがちです。また、できれば声をかけたくない相手がいる場合もあります。なんか気に食わない、挨拶をしても無反応、ひとことイヤミを言われるなど挨拶はストレスを感じることもありますね。

 

ミドルシニアこそ、爽やかに、自分から笑顔で「おはようございます!」「こんにちは!」「お疲れ様!」を歯切れよく発する習慣を強くオススメします。

 

たかが挨拶とあなどるなかれ、挨拶ひとつに人生が表れると言っても過言ではありません。挨拶は自分の耳が聴いていますので、自分の心へのエールとしても活用できます。

 

私の友人の寺田倉庫オーナー会長の寺田保信さんは挨拶名人です。若い頃から「やぁ、やぁ、こんにちは!」で友達6000人の仲間を作って大きなパーティやイベントを成功させてきました。今は70代ですが、今なおどこへ行っても気さくに「やぁ、やぁ、こんにちは!」と声をかけて人気者です。そばで見ていてこんなシンプルな人間関係活性法はない!と感動します。

 

50代になると声が出にくくなります。あえて声をかけるトレーニングが大事です。日頃から街で迷っている人がいたら「なにかお困りですか?」なにかわからないことがあったら「ちょっと教えてください」こんな軽やかな明るい会話が、心の養分になるのです。

 

陽明学者・思想家として著名な安岡正篤さんも「素心規(そしんき)」の中でこう述べています。

 

「窮困に処するほど快活にしよう。窮すれば通ずる。又通ぜしめるのが、自然と人生の心理であり教えである」

 

50代は生きるのが苦しい時代ですが、あえて明るい言葉がけをすることが次の10年を実らせます。

 

 

松尾 一也
株式会社ルネッサンス・アイズ

 

 

株式会社ルネッサンス・アイズ 

1961年東京都生まれ。大学時代より安岡正篤、中村天風のセミナーを受講、あわせて世界各地を旅して「人間教育」に目覚める。富士通を経て、株式会社ルネッサンス・アイズを設立。

26歳で起業以来、「人間学の探求」をライフワークに、日本をリードする人物の講演会などを数多くプロデュース、現在では800名を超える講師陣ネットワークを築く。

また、自身も本物の人物から薫陶を受けた英知をわかりやすく伝え、人間力・リーダーシップ・モチベーション・コミュニケーションなど「人と組織の成長」にフォーカスしたテーマで日本各地を講演している。次世代リーダー育成スクール「Nexting」を展開中。

著書に、『出逢い力─あなたに逢えてよかったと言われる人生』(明日香出版社)、『トップリーダーが実践している奇跡の人間育成─大差を微差に縮め、微差を大差に広げる技法』(きずな出版)がある。

著者紹介

連載人生100年時代で差がつく!50代からの人生マネジメント

50代から実る人、枯れる人

50代から実る人、枯れる人

松尾 一也

海竜社

50代というのは、仕事においても家庭においてもこれまでと違うことが噴出します。 責任ある大きな仕事を仕切る/子供の教育の総仕上げ/親の介護、看病、見送り…といったライフイベントが迫るかと思えば、一方では、別会社…

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