結局、外壁塗装工事に最適な季節はいつなのか…専門業者が解説

建築物の資産価値を保つためにも、外壁塗装は重要です。しかし、塗装を行うにも適した季節が存在します。それを見誤ると、必要以上に工期が長引き、費用がかさむことも…。不動産オーナーが知っておきたい、外壁塗装の基礎知識を専門家が解説します。

隙間を埋め雨漏りを防ぐ「コーキング工事」の種類

次に、サイディングボードとサイディングボードの間を埋めるコーキングの工事について見てみましょう。

 

コーキングが劣化すると雨水の侵入口になり、雨漏りの原因になります。そのため、外壁塗装時にはコーキングも一緒に修復(打ち直し)するのが一般的です。コーキングには打ち替えと増し打ちの2種類があります。

 

●打ち替え

 

既存のコーキングを撤去して新しく打ち直すことです。外壁塗装をする際は、基本的には打ち替えをします。なかには中途半端にコーキングを撤去して「打ち替えしました」と言う業者もいますが、打ち替えというのはコーキングを完全に撤去してこそ打ち替えと呼べるのです。

 

●増し打ち

 

既存のコーキングの上から新たなコーキングを加えて厚みを付けることです。サッシ廻りなど複雑な形状の位置にあるコーキングは、既存のコーキングを完全に撤去するのが難しいため、増し打ちで対応します。

 

コーキングと塗装の関係では、どちらを先に行うかによって、先打ち、後打ちに分けることもできます。


先打ちは塗装する前にコーキングを打ち直すことで、コーキングの上に塗装します。そのため、塗料の機能によってコーキングを紫外線や風雨などから守ることができます。ただし、コーキングは塗料より柔らかいため、コーキングが変形することによってその上に塗ってある塗料が割れることがあります。

 

後打ちはその逆で、塗装したのちにコーキングを打ち直すことです。コーキングが塗装で守られていないため、紫外線や風雨の影響で傷みやすくなります。ただし、コーキングの変形によって塗装が割れるようなこともありません。

 

どちらも一長一短ですので、正解はありません。

 

ただ、先打ちの場合、コーキングと塗装の技術が高ければ塗装が割れる可能性が低くなりますので、技術力ある業者に頼む場合は先打ちがよいでしょう。

 

 

久保 信也

株式会社リペイント匠 代表取締役

 

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株式会社リペイント匠 代表取締役

1982年、三重県鈴鹿市生まれ。小学校4年生のときに両親が借金を原因に破産し、離婚。父と極貧生活の幼少期を送る。15歳から足場工事会社で働き始め、21歳で独立し久保組を立ち上げる。

3年後、法人化し足場工事以外にも塗装事業を開始。その後事業を行うなかで、元請け業者の利益よりも、一般のお客さまにより安く・良い仕事を提供したいと考え、2012年9月に株式会社久保組を売却。同年同月、一般戸建て住宅に特化した外壁塗装専門会社リペイント匠を設立する。

2013年6月には法人化し、社名を株式会社リペイント匠に改称。現在では年間400件以上の工事を請け負い、地元では有名な塗装会社として名を馳せる。

著者紹介

連載投資家、不動産オーナーのための失敗しない「外壁塗装」ノウハウ

家の寿命を20年延ばす はじめての外壁塗装

家の寿命を20年延ばす はじめての外壁塗装

久保 信也

幻冬舎MC

なんとなく後回しにしがちな外壁塗装。実際に、料金や工法もよく分からない戸建て住宅オーナーは多い。 しかし、外壁塗装の知識がないまま業者に依頼してしまうと、雨漏りや料金トラブルが発生してしまうこともしばしば………

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