介護「ほとんど終日」の恐ろしさ…月額費用の悲惨な現実に絶句

日々発表される統計や調査の結果を読み解けば、経済、健康、教育など、さまざまな一面がみえてきます。今回は、「介護の実情」についてみていきます。

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準備不足で直面すると介護者は悲惨な目に…

人がいずれ直面する介護問題。『平成30年版 高齢社会白書』によると、平均寿命は男性が80.98歳、女性が87.14歳。健康寿命は男性が72.14歳、女性が74.79歳でした。平均寿命から健康寿命を引けば、男女ともに8年以上もの期間が算出されます。

 

(写真はイメージです/PIXTA)
(写真はイメージです/PIXTA)

 

現在の介護保険制度では、40歳以上の人が要介護・要支援になった場合、その度合いに応じて国の介護保険サービスが利用できます。

 

介護度は要介護1~5、要支援1~2の計7段階。介護保険サービスを利用した場合、利用者の自己負担は原則サービス料の1割です(一定以上の所得がある場合は、所得額に応じて2~3割負担)。

 

『在宅介護のお金と負担 2016年調査(家計経済研究所)』によると、在宅介護で1ヵ月あたりにかかる費用は、全体平均で5.0万円、要介護5認定だと7.5万円になります。なお全体の中央値は3.3万円となりました。高額な介護サービスを使う世帯によって平均の介護費用は大きな影響を受けたようです(ちなみに介護サービスにかかる金額の平均は1.6万円でした)。

 

十分な貯金があれば問題ないかもしれませんが、骨折などで歩くのが困難になったら、車いすの手配や家のリフォームも検討されますし、老人ホームに入る場合は入居代や諸経費が当然発生します。調査から読み取れる以上の負担が待ち受けているのです。

「ほとんど終日」が半数超の衝撃…介護者の辛い生活

介護のシーンではお金以上に「時間」も深刻な問題です。厚生労働省の『2019年 国民生活基礎調査の概況』によると、介護にかける時間は「ほとんど終日」が19.3%、「半日程度」が9.4%、2~3時間程度が11.9%です。また、要介護4では45.8%が「ほとんど終日」要介護5では56.7%が「ほとんど終日」と回答しています。

 

終日介護に追われるような生活だと、介護者は趣味・娯楽を諦めることはもちろん、仕事を続けることすら難しくなってしまいます。そこで、誰が介護するかという問題が発生してきます。

 

同調査によると、主な介護者は、「被介護者の配偶者」が一番多く54.9%。、内訳は「男性」14.0%、「女性」40.9%となっています。次に多いのは「被介護者の子供」で31.6%、内訳は「男性」11.8%、「女性」19.8%。最後に並ぶのが「子供の配偶者」で7.7%、内訳は「男性」0.4%、「女性」7.3%。残りが「その他親族」となっています。

 

平均寿命も健康寿命も2001年から緩やかに伸び続けている日本社会。健康寿命と平均寿命の差は2004年以降少しずつ短くなっていますが、いつまでも健康でいられるとは限りません。

 

今後、平均寿命と健康寿命の差がどうなっていくか定かではありませんが、「人生100年時代」である以上、介護の問題は深刻化の一途をたどるでしょう。「老後2000万円問題」も一般的になった現在、国民全体に老後への不安は募っています。

 

介護する側、される側。双方の負担を減らす仕組みづくりが求められています。

 

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