大卒で600万円…日本の平均年収層「老後のために」の必死度

日本人の60歳までの平均生涯賃金は、大卒・大学院卒でおよそ2億4000万円です(幻冬舎ゴールドオンライン調べ)。ざっくり就業から定年退職までの約40年間、平均年収600万円の計算となりますが、老後資金も考えると、この金額でなんとかやっていくことは可能なのでしょうか。

1つの仕事だけでは生活できない…?

年収600万円だと手取りは約463万円です。国税庁の調査によると、正規社員の平均給与は年間503万円(「令和元年分 民間給与実態統計調査」)で手取りは約393万円ですから、大卒・大学院卒だけで計算した場合と70万円ほど平均年収に開きがあることになります。

 

単純に月収として12で割ると大卒・大学院卒の平均が38万5,833円、全体の平均が32万7,500円です。ちなみに「平成28年賃金構造基本統計書」によると、新卒の初任給は平均20万6,700円、手取りにすると18万円に満たない状況ですので、コロナ禍における昇給率を考えると「平均は随分と高い」と若い人が感じても無理はありません。

 

厚生労働省の「副業・兼業の促進に関するガイドライン」には、

 

“労働者が副業・兼業を行う理由は、収入を増やしたい、1つの仕事だけでは生活できない、自分が活躍できる場を広げる等さまざまであり、業種や職種によって仕事の内容、収入等も様々な実情があるが、自身の能力を一企業にとらわれずに幅広く発揮したい、スキルアップを図りたいなどの希望を持つ労働者がいることから、こうした労働者については、長時間労働、企業への労務提供上の支障や業務上の秘密の漏洩等を招かないよう留意しつつ、雇用されない働き方も含め、その希望に応じて幅広く副業・兼業を行える環境を整備することが重要である。”

 

と書かれており、今後、大卒・大学院卒の平均年収「600万円」をもってしても、老後までを考えると普通に貯蓄しているだけでは「不足する」ことが想定されます。ましてや平均以下の場合は、よほど節約しないと貯蓄できないかもしれません。

 

「人生100年時代」「老後2,000万円不足する」などと言われており、「資産形成」という言葉が流行している今、年収600万円台の30代、40代の人たちはどのような工夫をしているのでしょうか。

GGOとは、GENTOSHA GOLD ONLINE(幻冬舎ゴールドオンライン)の略称。『あなたの財産を「守る」「増やす」「残す」ための総合情報サイト』を掲げ、企業オーナー・富裕層を主要読者ターゲットとして運営している(写真は編集長の立本正樹)。

著者紹介

連載幻冬舎ゴールドオンライン事例・解説

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

登録していただいた方の中から
毎日抽選で1名様に人気書籍をプレゼント!
会員向けセミナーの一覧