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「住宅ローン」返済できる金額は？
Q 中古の安い家もあれば、億ションもあって家の価格っていろいろですよね。自分が買えるのはいくらくらいの家なのかどうやって見当をつけたらいいのですか？
西澤さん 家の総予算は「頭金＋借入額＋諸費用」です。頭金はいくら用意するのか、住宅ローンはいくら借りるのか、諸費用はいくらになるのかで、買える家の価格は決まります。
星子さん 問題はその「借入額」なんです。自分は、銀行から住宅ローンをいくらまで借りられるのかがわからなくて。
西澤さん 安全な資金計画のためには、借りる金額は銀行のルールで決められた「借りられる金額」ではなく、星子さんが「返せる金額」をもとに出すことが大切です。
星子さん なるほど。「借りられる金額」ではなく、「返せる金額」が大切なんですね。
西澤さん そうです。そうして出した借入額と頭金の合計に諸費用も加えた金額が、星子さんの買える家の総予算と考えましょう。借入額＋頭金を総予算と考えて家を買ってしまって、諸費用にまわすお金がない！と慌てることのないようにしましょうね。
【ここがポイント！】
Point 01 家のための総予算は「頭金＋借入額＋諸費用」が上限。
Point 02 借入額は、借りられる金額ではなく、返せる金額をもとに出すことが安全な資金計画。
Point 03 諸費用は借り入れも可能だが、原則自己資金から捻出することが必要だ。
マイホーム取得の総予算はこの範囲内で
【注目キーワード】総予算
住宅のための「総予算」は借入額と自己資金の合計。自己資金には頭金の他に諸費用も含まれる。注文住宅の見積もり依頼時や、マンションや建売一戸建ての予算を営業担当者から尋ねられたときは、諸費用や付帯工事費なども含めた総予算だということを伝えよう。
