医師余りの時代、スーパードクターほど「お役御免」になるワケ (※写真はイメージです/PIXTA)

世間からすると、医師=安定的に高収入を得られる職業です。しかし今、「医師になれば安泰」という時代が終わりつつあります。人口の減少やAI技術の発達が進むなかでは、「医師余り」は避けられません。そうなれば当然、収入は下がり、淘汰される医師も出てくるでしょう。今後も充実した医師人生を送るためには、どのような準備が必要なのでしょうか。

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淘汰される医師、生き残る医師の差は「社会常識」

私は今まで20代から70代まで男女を問わず1000人以上の医師と直接お話をし、不動産を中心とした資産形成のコンサルティングを行ってきました。

 

その経験から強く危惧しているのが「多くの医師の常識が社会の常識とズレている」ということです。医師はドクターである前に一人の社会人でなければいけないはずです。それなのに例えば「報告・連絡・相談」(報連相)が身についている人のほうが少ない。

 

それどころか約束の時間に遅れても詫びることをしない人も珍しくありません。この傾向は、医師として実績のある人、いわゆるスーパードクターに近づくほど顕著になると感じています。おそらく子どもの頃からエリート街道を突っ走り、社会人になっても優秀ゆえに誰も注意してくれなかったからでしょう。

 

しかし、今後迎える医師が淘汰される時代に突入すれば、このようなスタンスではやっていけないはずです。

 

これからは医師の数が余るうえに、ドクターの業務分野へAI技術がどんどん導入されていきます。例えば東京大学医学研究所が導入したIBM社製のAI「ワトソン」は、なかなか治療の成果が出ない白血病患者を「二次性白血病」と分析し、抗がん剤を別のものに変えるよう提案しました。専門医でも難しい診断をたった10分ほどでしたのです。その結果、患者は数ヵ月で回復して退院することができました。

 

また近い将来、現在は困難とされる手術もAIが行えるようになると予想する専門家もいます。つまりスーパードクターは不要になるのです。

 

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生き残るのは「庶民の金銭感覚・価値観」がわかる医師

そのような状態になった際に求められるドクターとはどのようなものでしょう。私は社会人としてトータルバランスに優れた医師だと思います。患者だけでなく看護師、臨床心理士、理学療法士、言語聴覚士、さらに病院外のMRや近隣住民などすべてのステークホルダー(利害関係者)と円滑な人間関係を築ける人です。

 

「名選手、名監督にあらず」とはよく聞く言葉です。現在の医師にも当てはまりますが、今後はよりその傾向が強くなり、「自分はスーパードクターだ」と周囲への気遣いができない医師は裸の王様になってしまうでしょう。

 

ここで忘れてはならないのが、社会人としてのトータルバランスに「お金の教養=金融リテラシー」も含まれるということです。

 

お金の常識やさまざまな相場観が身についていなければ、ステークホルダーと価値観を共有することはできません。「300万円の車は高い」と感じる人の気持ちも理解できなければならないのです。

 

一方で自分自身は、医師淘汰の時代を生き抜いて経済的な豊かさを維持していなければ、安心して仕事に打ち込むことはできないでしょう。そのためにも、これからの医師に金融リテラシーが必要不可欠なのです。

 

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金融リテラシーこそ「お金を守り、増やす努力」の根幹

そもそも私は、医師になってから金融リテラシーを身につけるのは遅いとさえ考えています。アメリカをはじめとする海外の国々では、小学生から金融の勉強を始め、就職をする段階では、その知識と自分の適性を基に職業を決定します。

 

例えば「年収X万円以上欲しい。ならば自分の実力ではドクターになるのが最も効率がいい」と考えるのです。私はこれまでアメリカだけでなく、中国や韓国の医師とも接してきましたが、このような「職業決定より金融リテラシー習得が先」という順番は共通していました。

 

海外の国々のほとんどは「社会保障が日本ほど充実していない」=「自分の立場が守られていない」ので必然的にそうなるのでしょう。社会に出た瞬間にすべてが自己責任になるからです。

 

また、特にアメリカの医師は、いつ訴訟を起こされて無一文になるか分かりません。ですからほとんどのドクターは常にお金を守り、増やす努力をしています。

 

日本がすぐにそこまで極端な世の中になるとは考えにくいのですが、近づくのは間違いないはずです。

 

そのうえ日本のほとんどのドクターは高額所得者です。お金がお金を生む仕組みを構築することで、さらに経済的な豊かさを手に入れることができる条件が整っています。ですから、皆さんに今からでも金融リテラシーを身につけてほしいと考えるのです。

 

<まとめ>
●これからの時代に求められるのはトータルバランスに優れたドクター
●医師だからこそお金がお金を生む仕組みを構築する

 

 

大山 一也

株式会社トライブホールディングス 代表取締役社長

 

 

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株式会社トライブホールディングス 代表取締役社長

1979年生まれ。東京の不動産投資会社にて、土地売買からアパート、マンション、ビル建設までを幅広く手掛ける。自らが考える不動産価値と収益を最大化する不動産物件を実現するため、2010年に㈱トライブを共同で設立。翌2011年、同社代表取締役就任。これからの高齢化社会では、不動産と医療は密接に連携すべきという持論の下、高収益と高付加価値を同時に実現する独自の不動産物件を多数手掛ける。自ら沖縄の医療法人にも助力し、倒産しかけた医療施設の再建に乗り出し、再生させた。また、新たな医療法人の立ち上げにも参画し、地域医療の活性化に努めている。著書に『なぜ医者は不動産投資に向いているのか?』『資産10億円を実現する 医師のための収益物件活用術』(いずれも幻冬舎)がある。

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大山 一也

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