絶句!「兄弟仲良いから~」の油断で…相続の辛すぎる悲劇

なぜ相続争いは起きてしまうのでしょうか。「うちはお金持ちじゃないし大丈夫」がもたらす悲劇について解説します。

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「遺産が少ないほどもめやすい相続」どう防ぐ?

「うちには相続争いになるほど財産はないだろうから、心配しなくても大丈夫だ」

 

このような考えを持つ人は多いことでしょう。しかし、実際に相続問題でもめている約3割が相続金額1,000万円以下、約4割が1,000~5,000万円未満の家族・親族です(司法統計より)。

 

家やマンションなどの不動産を持っている人の多くは1,000万円~5,000万円の枠組みに入ることになります。つまり、相続争いが起こる家族はとんでもないお金持ちばかり、というわけではないのです。

 

その理由について、髙野眞弓税理士は著書『炎上する相続』のなかで下記のように解説しています。

 

"その理由は、相続についての話し合いをしていないからだ。ある程度のお金がある家は、相続の配分でもめるかもしれないという警戒心を持っている。だから、あらかじめ話し合いをする。そこである程度でも家族の合意がまとまるから、いざ相続となってももめないのだ。

 

一方、相続遺産が少ない場合、まさかもめるとは思わず、話し合いをしない。「分けるほどの額でもない」「うちは庶民だから相続は関係ない」などと思ってしまう。実はそこに問題がある。

 

亡くなる人にとっては少額のお金でも、相続人から見れば喉から手が出るほど欲しいお金かもしれない。いくらかでもお金があると知れば「もらえるならもらいたい」と思うだろうし、兄弟の誰かがもらえば「自分ももらいたい」と思う。それが人間というものだ。"

 

遺言書の用意や事前の話し合いが重要であるといえましょう。なお遺言書がなかった場合の遺産配分は、法律に定められています。つまり、法定相続の基準で遺産が分配されることになります。

 

(写真はイメージです/PIXTA)
(写真はイメージです/PIXTA)

 

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