
「イヤイヤ期」とはおおよそ1歳半~3歳頃を指し、第一次反抗期や魔の2歳児ともいわれます。しかし、イヤイヤ期は自立・成長の時期であり、本当は親にとっても非常に喜ばしいことなのです。本記事では、イヤイヤ期専門保育士が、子育てに奔走する親御さんに向け、この時期特有の困りごとへの対処法を紹介します。※本記事は、『イヤイヤ期専門保育士が答える 子どものイヤイヤ こんなときどうする? 100のヒント』(実務教育出版)より抜粋・再編集したものです。
家を出た瞬間の「おしっこ行きたい」宣言に脱力…

●やりがちだけど、なるべくしたくないこと
× 「だから、さっき聞いたのに!」と叱る
× 「また? いつもそうじゃない!」と不機嫌になる
× 「もう! なんでいまいうの?」と責める
●親として知っておきたいこと
お出かけ前にトイレに誘っても「出ない」というので、そのまま家を出たら、途端に「おしっこ!」。「だからさっき聞いたのに!」と腹が立つことでしょう。また家に戻ってトイレに行くのはめんどくさいですもんね。
でも、子どもにしてみたら、お出かけすることが楽しみすぎて、声をかけられたときの優先順位のなかにトイレが入っていなかっただけ。 聞かれたことすら覚えていないかもしれません。
●イヤイヤ期専門保育士の対処ワザ
家を出てから「おしっこ」といわれることが何度か続くと、「また? いつもそうじゃない!」といいたくなりますよね。しかし、落ち着いて「そう、おしっこなのね」と受け止め、トイレに行きましょう。
家を出てから「おしっこ」といわれなくするには、親の働きかけが必要です。とっても簡単です。“出かける前には必ずトイレに行く”を決定事項にするのです。「おしっこは?」と子どもに確認するのではなく、「おしっこ行くよ」という決まり事にするのです。
お出かけ前は必ずトイレに行くことを習慣にするだけで、家を出た瞬間に「おしっこ」宣言の回数はぐーんと減りますよ。
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