気になる目元の「白いプツプツやホクロ」…実は眼科で解決する

目の周りにできる「白いプツプツ」や、黒っぽいブツブツ…。こんな目元の「イボ」が気になる人はいませんか? マスクを着用するとどうしても目元が強調されるので、たとえどんなに小さくても「できもの」があれば自然と視線が行ってしまうもの。顔の皮膚トラブルは、年齢や性別に関係なく悩みの種になりがちです。見られたくない、取って綺麗にしたいという人も多いでしょう。年間2000件もの眼科手術を行うスゴ腕ドクター・佐藤香氏が解説。

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マスク必須の時代だからこそ気になる「目元のイボ」

こんにちは。アイケアクリニック院長、眼科医の佐藤香です。今回は目の周りにできやすい「イボ」について、眼科医の立場からお話ししたいと思います。

 

最近はマスクを着ける時間が増えたことから、顔において「目」の印象がとても重要になっていると感じます。「目は口ほどにものを言う」ということわざがありますが、ちょうどマスクで口元が見えない今、目をみて判断されることも少なくないでしょう。場合によっては、相手に意に沿わない印象を与えてしまって、誤解を受けることもあるのではないでしょうか。

 

またマスクによって目元に視線が行きやすくなっていますから、目の周りに何かできものがあると、小さくても目立ってしまいます。本人としても視線を感じやすく、とても気になってしまいますよね。見られたくないなと思うと、人とのコミュニケーションに影響が出てしまうこともあるでしょう。

 

そこで今回は、目の周りにできやすい「3つのイボ」について解説したいと思います。どのようなものがあるのか、どうやって治すのか。種類から治療法を含めてご紹介します。

 

気になる…目の周りにできる「白いプツプツ」の正体

まず一番多いイボから解説しましょう。目の周りに白くて小さなプツプツができたことはありませんか? これは「稗粒腫(はいりゅうしゅ・ひりゅうしゅ)」といって、毛穴にできる角質の塊です。体質的によっては数十個もできてしまうこともあります。

 

治療するときは、イボの中心に針で小さな穴をあけて、そこから中に溜まっている白い内容物を押し出します。針を使うといっても痛みはほとんどありません。事前にイボの上から痛み止めのシールを貼って麻酔をかけますし、針自体もかなり細いからです。

 

強いて言えば、内容物を押し出すときに圧迫感を覚える人がいる程度です。もちろんまったく感じない人もいますよ。

 

治療後は1週間ほど赤みが残る場合もありますが、翌日からメイクすることも可能ですし、治療の痕も目立ちません。よって安心して除去できるイボと言えるでしょう。

小さいけど目立つ!肌色や黒っぽい「ブツブツ」

次にご紹介するのは、「老人性疣贅(ろうじんせいゆうぜい)」や「脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)」というイボです。

 

こちらも稗粒腫のように小さいのですが、少し尖ったイボで、色は皮膚と同じ肌色だったり、少し黒っぽかったりします。

 

治療方法は様々ありますが、一番痛みが少なくて綺麗に除去できるのは「炭酸ガスレーザー」というレーザーを用いた方法です。当院でもこちらを使用します。

 

治療の事前準備として、まずイボがある皮膚の下に麻酔をします。このとき針を使うのですが、かなり細いので、刺す際の痛みはほぼありません。麻酔の薬が広がるときに少し重い感じがする程度です。

 

麻酔がかかったら治療を開始します。このイボは皮膚にくっついているため、その皮膚ごとレーザーで除去していきます。こういうと時間がかかりそうな気がしますが、実際はイボ1つに対して1分もかからず、あっという間に終わりますよ。

 

また、イボが皮膚に接している範囲はとても狭いので、除去しても皮膚の欠損部分もすごく小さいのです。そのため1週間程度で綺麗に治ると見てもらって大丈夫です。

 

ただし治療後、皮膚が回復する過程で紫外線を浴びると色素沈着を起こし、赤みが残ってしまうことがあります。もちろん、そうならないように肌色の保護テープを貼っていただきます。テープ上からであれば翌日からメイクをすることも可能です。

 

除去後の傷もとても小さいので、綺麗に治れば痕が残ることほぼありません。ご安心ください。

目の周り、まぶた、まつ毛の根元にできる「ホクロ」

最後にご紹介するのは「母斑(ぼはん)」といい、いわゆるホクロのことです。これが目の周り、まぶたやまつ毛の根本にできる場合があります。

 

色としては、まさにホクロといった黒っぽいものはもちろん、肌色のものもあります。これまでご紹介した他のイボに比べるとやや大きいものが多いので、やはり気になる人が多いようです。

 

この場合も炭酸ガスレーザーが有効なのですが、大きさがあると回復までに時間が必要で、1週間から数週間ほどかかる場合もあります。治るまでの間は、先ほど述べたような肌色のテープを使ったり、塗り薬を使ったりして保護していただきます。紫外線を浴びないように注意すれば、ほとんど赤みや傷が残らずに改善させられることが多いので、ご安心ください。

 

ただし、ホクロが急に大きくなった場合には少々注意です。本当にホクロかどうか、診断が悩ましいことがあります。

 

そういった場合には、除去したホクロを病理検査に提出することで、心配のないホクロか、悪性なのかを調べることができます。最近ホクロが大きくなったなという人は、放置することなく相談して、治療することをおすすめします。

 

ちなみに、まつ毛の根元にホクロができた場合、炭酸ガスレーザーで除去すると「まつ毛も一緒になくなってしまうの? もう生えてこないの?」と心配する人が少なくありません。確かに除去するときには一緒に抜けてしまいますが、まつ毛の毛根はかなり深いところにあるので、傷つけられることはありません。毛根がしっかり残っているため、傷が治れば同時に新しいまつ毛が生えてきますので、ご安心ください。

 

以上、今回は目の周りにできやすい3種類のイボについて、眼科医の立場から解説しました。目元の治療は、目を保護しながら行うものです。目の周りの皮膚やまぶたに関しては眼科の専門領域なので、実は皮膚科より眼科のほうが、安全かつ安心の治療を受けられるんですよ。

 

もし目の周りのイボが気になったら、まずはお近くの眼科を受診することをおすすめします。

 

【動画/気になる「白いプツプツ」…目の周りのイボについて眼科医が解説】

 

 

佐藤 香

アイケアクリニック 院長

アイケアクリニック銀座院 院長

 

 

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アイケアクリニック 院長
アイケアクリニック銀座院 院長 

集中力を要する緻密な作業を得意とし、特に最先端の白内障レーザー手術において抜群の治療実績を誇る。そのほか、網膜硝子体や緑内障の手術も担当。
まぶたの手術やボトックス注射など、眼科医としての視点を活かした目周りの美容にも注力。また、校医を務めるなど、地元住民のかかりつけ医として地域医療にも貢献している。
日々のちょっとした悩み相談から高度な治療まで、総合的な目のケアー「トータルアイケア」の提供を目指す。
現在、注目の眼科女医として、テレビやラジオ、新聞、雑誌などさまざまなメディアに取り上げられている。

http://cataract.eye-care-clinic.jp/

著者紹介

連載「目の病気予防」から「目の美容」まで!スゴ腕ドクターが徹底解説

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