子供が自分から進んで勉強してくれない、言わないと勉強しようとしない…。そんな悩みを抱える方は少なくありません。今回は、25年前から幼児教育に取り組んでいる株式会社コペル・代表取締役の大坪信之氏が、子どもを自主的に勉強させる方法について解説します。

子どもを怒るのではなく、勉強の必要性を説く

なかなか勉強しない子どもを見ていると、ついイライラしてしまいますが、そういうときに親がすべきことは、やみくもに「勉強しなさい!」と怒ることではなくて、「なぜ勉強しなくちゃいけないの?」を語り合うことではないでしょうか。

 

巷にいわれる「教育危機」や「学力低下」の問題も、もとをただせば、「なぜ勉強しなくちゃいけないの?」という問いに、大多数の大人自身が、答えを見出せなくなっている結果といえるのかもしれません。

 

教育改革が空回りを続けるのも、「教育とはそもそも何のためにするものなのか?」という、根本的な議論をなおざりにしたまま、表面的な手段ばかりが論じられているからなのではないでしょうか。

 

「今の教育はダメだ」と批判するのは簡単ですが、それだけでは根本的な解決にはなっているとはいえませんよね。まずは家庭で「なぜ勉強しなくちゃいけないの?」を語り合うことから始めてみてはいかがでしょうか。

 

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本連載は、株式会社コペルが運営するウェブサイト「コペル」の記事を転載・再編集したものです。最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

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