相続を考えるときの最初の問題は?
ここから相続対策に向けての具体的なアクションの話に移ります。
「いよいよ節税対策の話だ」と気持ちがはやる方もいらっしゃるかもしれません。しかし実は、その前にまだやらなければならないことがあるのです。
相続対策においては、いわゆる「相続の三原則」と呼ばれる基本があります。その原則を、あくまでも順番を守って実践することが何より大事なのです。
最初に着手すべきが、「遺産分割対策」です。
財産を誰にどのように分割するか――これこそが相続に際し、最初に浮上する問題です。
そもそも、いくら効果的な節税対策を講じていても、最終的にモメてしまっては元も子もありません。また、節税のために、税額を軽減できる特例(配偶者の税額軽減、小規模宅地等の特例など)を適用するにも、遺産分割が確定していることが前提となります。
その観点から、「遺産分割対策」こそが、何よりも優先すべき一番大事な対策なのですが、同時に一番難しいハードルでもあります。
なぜでしょうか。
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