2歳前後の子どもに現れるイヤイヤ期。多くの保護者が、対処法に悩んでいることでしょう。本連載では、25年前から幼児教育に取り組んでいる株式会社コペル・代表取締役の大坪信之氏が、実際にあった質問から、イヤイヤ期の子供への向き合い方について解説します。

 

はじめは、優しく「やめようね」(怒りレベル0)と言っているのですが、徐々に「やめなさいと言っているでしょ!」(怒りレベル+3)と、お母様の言い方もだんだんきつくなり、そして最後には「何回言ったらわかるの!?」(怒レベル+5)と、爆発してしまうのです。

 

それならば、噴火する前に、怒りレベルが低いうちからきちんと叱るのです。

 

「止まって! 狭いところで走ると、ぶつかって怪我をすることがあるの。小さい子に大けがをさせてしまうこともあるから本当に危ないの」と、しっかりと叱るのです。

 

◆プラスのイメージで叱る

「あなたが何度言っても分からない」と、叱られて育った子どもの自分への自己イメージを考えてみましょう。それは、「ぼくは、何度言ってもわからない子」となってしまうのです。

 

あまり心配なさらず、「この子は、無限の可能性を持った素晴らしい子」と、信じてください

 

そうすると、うまくいかない時は「きょうは、たまたまできなかったのね」「いつかできるようになるよ!」と、言葉が変わってきます。

 

怒りに任せて怒ることは子どもにとってもお母さまにとっても辛いことです。正しい叱り方を身につけていきたいですね。

 

 

大坪 信之

株式会社コペル 代表取締役

 

 

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