※本記事は中国人キャリアウーマンの小野りつ子氏の書籍『ながら起業 明日クビになっても大丈夫な働き方』(幻冬舎MC)から一部を抜粋し、改編したものです。

中国人は「サッカー」が苦手?

また、一般的に中国人は自分に利益があるかどうかを判断基準にしていて、集団より個人への評価を重視している「利己主義」です。

 

中国語で「事不関己、高高掛起」という言葉があります。「自分と関わりがないことには無関心である」という意味です。言い換えれば、自分にとって利益があれば関心を持ちます。

 

中国ではサッカーやバスケットボールのような集団スポーツがあまり強くないのは、サッカーならすべての選手が自分でゴールを入れようとして、フロントの選手にボールを渡さないからです。ボールを渡してほかの選手が入れたらその人の評価になるので、渡そうとしない。これでは、チームプレイなどできません。また、監督に言われたことを最初は実行しますが、何回やっても効果がないと、簡単に諦める傾向があります。

 

だから、中国では卓球やバドミントンのような個人競技が強くて、団体競技は弱いのです。個人競技は勝ったらすべて自分の評価になるので、みな懸命に取り組むというわけです。

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