後継者がいない、将来、事業を維持できるか不安…。このような悩みを抱えている経営者が増えています。大切に育ててきた会社を承継する人が身内や社内にいない場合、選択肢として考えられるのがM&Aです。しかし、日本ではM&Aについてマイナスイメージをもつ人が多く、M&Aの本来の意義や内容が十分に浸透しているとはいえません。本連載では篠田康人氏の著書『まんがでわかる 実録!中小企業のM&A』(幻冬舎MC)より一部を抜粋し、M&A成功の秘訣を解説します。

M&AをサポートするM&Aアドバイザーの重要な役割

以上の説明を読んで、「なんだか難しそうだな」と感じられる社長さんも多いかもしれません。しかしご心配なく。実際のM&Aでは、私たちのようなM&A仲介会社に属するM&Aアドバイザーが、すべての実務をサポートします。M&Aアドバイザーは、M&A専門のコンサルタントだとお考えいただければいいでしょう。

 

M&Aは、最初は互いに相手を知らなかった売り手企業と買い手企業が、徐々にお互いを理解しながら最終的に1つにまとまる事業です。その意味で、M&Aはよく“結婚”にたとえられます。そして、両者をよく理解して、両者の相談に乗りながらハッピーなウェディングまで導く“仲人役”がM&Aアドバイザーだといえます。

 

M&Aの成功には、M&Aアドバイザーの果たす役割が非常に大きいことがご理解いただけるでしょう。ぜひ優れたM&Aアドバイザーを選んで、だれもが幸せになるM&Aを実現してください。

 

 

篠田 康人

名南M&A株式会社 代表取締役

 

 

 

 

【関連記事】

税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】

 

恐ろしい…銀行が「100万円を定期預金しませんか」と言うワケ

 

親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】

 

「儲かるなら自分がやれば?」と投資セミナーで質問すると

まんがでわかる 実録!中小企業のM&A

まんがでわかる 実録!中小企業のM&A

篠田 康人

幻冬舎メディアコンサルティング

「後継者がいない」 「事業再生しないと生き残っていけない」 「将来、事業を維持できるか不安」 このような悩みを抱えている経営者が増えています。 大切に育ててきた会社を承継する人が身内や社内にいない場合、選択…

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録