幼児~のお子様にオススメ
タイトル:『たいせつなきみ』
マックス・ルケード(作)/セルジオ・マル
ティネス(絵)/ホーバード・豊子(訳)
出版社:いのちのことば社(1998年)
価格:1600円
木でできた小人の村。この村では、ほめたい小人には「お星さまシール」を、けなしたければ「灰
色のだめじるしシール」をはることになっていました。灰色のシールばかりつけられるパンチネロは、もう外に出るのも嫌になってしまいました。
そんなある日、シールがひとつもついていないルシアに出会います。そしてある人のところに行くように勧められたのです。
シールとはなにか、きっと大人も考えさせられてしまうはずです。
幼児~のお子様にオススメ
タイトル:『なんでもモッテルさん』
竹下文子(文)/アヤ井アキコ(絵)
出版社:あかね書房(2019年)
価格:1400円
カッテル・モッテルさんはお金持ち。なんでも買って、なんでも持っています。お屋敷のなかは、
そんなものでいっぱい。なぜなら、買ってもすぐに別のものが欲しくなってしまうからです。こんなにたくさんものがあるのに、家族はみなケンカばかりしています。
そんなある日、嵐がやってきてすべてを吹き飛ばしてしまいます。
買えない幸せとはなにかを伝える本。
幼児~のお子様にオススメ
タイトル:『うれしいさん かなしいさん』
作者:まつおか きょうこ
出版社:東京子ども図書館(2012年)
価格:1000円
「うれしいさん」は、お天気なのがうれしくて、公園に向かいました。しかし、途中でつまずいてしまい、「かなしいさん」になってしまいます。
うれしい気持ちだったのに、ちょっとしたことで、悲しくなったりすること、大人も子
どももあるものです。でもきっとすぐに「うれしいさん」になれる。
前から読んで、後ろから読んで、真んなかで出合う不思議なお話です。
年中~のお子様にオススメ
タイトル:『はなちゃんのみそ汁』
安武信吾・千恵・はな(原作)/魚戸おさむ
(文・絵)
出版社:講談社(2015年)
価格:1400円
5歳のはなちゃんは毎朝5時に起き、台所に立って、出汁からていねいにおみそ汁を作ります。それはお母さんとの約束だから。
がんで残り少ない命と覚悟したお母さんが、5歳の娘に教えたのは、おみそ汁の作り方でした。そこには「ひとりでも生きていけるように」という願いが込められていたのです。
子どもとの時間の大切さを振り返るきっかけにもなります。
年中~のお子様にオススメ
タイトル:『まねしんぼう』
作者:みやにしたつや
出版社:岩崎書店(2015年)
価格:1000円
僕の妹は「まねしんぼう」。なんでも僕の真似をします。お兄ちゃんがジャンプをすれば、できないのにジャンプ。お兄ちゃんがおかわりをすれば、まだお茶碗にご飯が残っているのに「おかわり!」
。きょうだいの日々の風景を、おもしろく、温かく描いています。左にお兄ちゃん、右に妹の絵があり、見比べるのも楽しい。読み継がれてきたロングセラー絵本。
七田 厚
七田式主宰
【関連記事】
税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
恐ろしい…銀行が「100万円を定期預金しませんか」と言うワケ
親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】