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連載安定収益と社会貢献を両立させる…「児童発達支援事業」の全貌【最終回】

なぜ「コペルプラス」のFC事業者は、人材不足で悩まないのか

児童発達支援事業所「コペルプラス」指導者インタビュー

なぜ「コペルプラス」のFC事業者は、人材不足で悩まないのか

社会福祉事業所では、人材不足が大きな問題となっています。障がいのある子どもに療育を行う「児童発達支援事業」でも、優秀な先生の確保は最大の課題と言っても過言ではありません。しかし、コペルプラスのほとんどの教室では、優秀な先生の採用と、定着率の高さが維持されています。優れた人材の確保がなぜ可能なのか、実際にコペルプラスで働く指導者にお話を伺いました。

なぜ、今「児童発達支援事業」が求められているのか…
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「ボランティア的な働き方」は時代錯誤

コペルプラス新富町教室で「児童発達支援管理責任者」として働く三輪雅也さん。コペルプラスに採用されたのは、2019年4月のことです。

 

 

三輪「これまで重度障害のお子さんをサポートする事業所や、小学生以上の発達障がいのお子さんを療育する放課後等デイサービスでトータル10年以上働いてきました。

 

やりがいはありましたが、昔ながらの福祉事業を行っている事業所で『愛と地獄のボランティア』的な働き方を強いられていました。

 

福祉をする人間はおしゃれもせず、貧乏くさく働く……といったイメージです。僕はそれがとても嫌だった。働く人間が輝かなければ、療育されている子どもたちも、保護者の方たちも輝くはずがないって思っていました」

有資格者の集団だからこそ、高度な療育が可能になる

以前の職場に辟易していた三輪さんは転職を決意します。

 

三輪「ネットの求人情報でたまたまコペルプラス新富町教室の募集を見つけました。どんな療育をしているのかも知らず、別に採用されなくてもいいやと、軽い気持ちで出向きましたが、いざ面接を受けると、なんと面接官が大坪代表ご本人だったのです。

 

面接が終わるころには、大坪代表を好きになっていて、縁があるようにと願う気持ちになっていました」

 

無事、採用が決まり、現在は管理責任者として新富町教室の指導者的立場にある三輪さん。これまでの仕事の経験を踏まえ、コペルプラスの魅力をどこに感じているのでしょうか。

 

三輪「教材と指導マニュアルがしっかりしている点は大きな魅力です。1時間に26項目くらいの療育を次々と行っていくのですが、それに対応するだけの教材が揃っているんです。お子さんは遊んでいる感覚ですが、自然に数字の概念を獲得する、語彙が増える。そして、コミュニケーションスキルがアップしていきます。

 

 

その積み重ねによって、短期間で目に見えた成長が感じられます。自宅で家族と過ごすだけでは獲得できないスキルを、お子さんたちがどんどん吸収していく様子は頼もしい限りです。

 

また、コペルプラスではABA(応用行動分析)と呼ばれる、お子さんへのアプローチ法を実践しています。叱るのではなく、褒める機会をできるだけ増やし、お子さんの自己肯定感を高めていきます。

 

『走らない!』と叱るのではなく『歩こうね』と話しかけるなど、お子さんの性格や成長度合いに合わせてABAを実施していきます。このような高度な療育を指導員全員が行えるのは、誰もが有資格者であることが大きな要因だろうと思います」

二次障害を予防するためにも、幼児期からの療育が必須

療育はできるだけ早くスタートしたほうが効果的であると聞きますが、放課後等デイサービスで働いた経験の長い三輪さんは、そのあたりをどう解釈しているのでしょうか。

 

三輪「障害のあるお子さんや、発達障がいのグレーゾーンにあるお子さんの保護者は『私が一番この子のことをわかっている』と思い込む『共依存』に陥りがちです」

 

共依存とは、自分自身に焦点が当たらず、自分の価値を周囲の基準で判断する状態を言います。障がい児の母親であれば、その子のためにと自分を犠牲にし、すべての悪い結果を自分のせいだと決めつけるイメージです。

 

三輪「共依存のまま小学生になってしまうと、不登校、非行、ひきこもり、家庭内暴力など二次障害と呼ばれる症状が現れてしまう場合があります。二次障害をひも解くのは非常に困難で、療育を実施しても改善が難しくなってしまいます。

 

その点、幼児の段階であれば、二次障害がつく前に親子関係を見直し、適切な療育によってお子さんのスキルを上げること、さらには保護者の変化により家庭での対応を変えることも可能になります。

 

お子さんは家庭で過ごす時間が長いので、保護者の対応が肯定的に変わることは、重要なポイントです。

 

また、もしお子さんが家で何かできないことがあったとしても、レッスンでできるところを実際に見てもらうことで、「自分の子どもはこんなことができるんだ!」と気付きをもたらすことができます。

 

ですから、就学前のお子さんを対象にしたコペルプラスの取り組みは、大変有意義な療育だと感じています」

「社員を守る」という、コペルプラスの強い意志

職場環境を理由に離職する人はほとんどいないという新富町教室。その理由は、給与や休暇、労働時間が働き手にとって好ましいからなのでしょうか。

 

三輪「働く条件は、十分満足できるものです。でも、それだけでなく、社員を守るための環境を提供してくれている点も、人材の定着率に大きく影響していると思います。

 

一人のお子さんが療育を受けるのは、一日に1時間ですが、その間、保護者にはマジックミラー越しに必ず見学をしてもらいます。たとえば、お子さんが転んでケガをしても保護者も現場を目撃していますから、指導員やほかのお子さんが転倒の原因ではないことを理解してもらえます」

 

コペルプラスに良い人材が定着する大きな要因は、質の高い教材とマニュアルの完備と、指導員に対する高いリスペクトにあるようです。
 

 

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コペルプラス新富町教室 児童発達支援管理責任者
管理者

1965年、三重県生まれ。駒澤大学卒業。2010年通所訓練事業所(現 放課後等デイサービス事業所)にアルバイトで入社。その後、2011年行動援護従事者、2015年強度行動障害支援者、2018年社会福祉士の国家資格を取得。2019年4月より株式会社コペルに入社し、5月からコペルプラス新富町教室の児童発達支援管理責任者 兼 管理者に就任。現在に至る。

著者紹介

連載安定収益と社会貢献を両立させる…「児童発達支援事業」の全貌