子どもの将来の力になる…世界が注目する「非認知能力」とは?

子どもの将来のためには、計算や識字、テストの点数やIQなど、測定しやすい能力を高めるべきだという認識の保護者の方は少なくありません。しかし、現代社会で求められるのは、数値で測定しにくい「非認知能力」なのです。「非認識能力」とは、一体どういった能力を指しているのでしょうか。株式会社コペル・代表取締役の大坪信之氏が解説します。

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世界の教育界で注目を集める「非認知能力」とは?

「非認知能力」という言葉を知っていますか?

 

いま、世界の教育界で、このキーワードが注目を集めています。

 

従来は、「認知的能力」に着目した教育方法が提唱されていました。認知的能力とは、計算や識字、テストの点数やIQなど、測定しやすい能力のことです。「テストの点数が〇点上がった」「IQがいくつ上がった」というような、わかりやすい認知能力の向上はたしかに重要ですが、過度に評価されてきたきらいもあります。

 

教育で大切なことは、認知能力を高めることだけではありません。簡単にテストで採点することはできない「非認知能力」の向上が、世界中で強く求められているのです。日本でも、2020年の教育改革を契機に、非認知能力を高める教育の重要性が、人々の関心を集めています。

「非認知能力」は数値化できないが、子の成長に重要

非認知能力とは、「目標を達成するための勤勉さ」「情熱」「知的好奇心」「協調性」「自己肯定感」「表現力」など、数値では測定しにくい総合的な人間力を指します。

 

数値では測定しにくい総合的な人間力=非認識能力(画像はイメージです/PIXTA)
数値では測定しにくい総合的な人間力=非認識能力(画像はイメージです/PIXTA)

 

数値化することはできないが、自分を成長させたり社会の中で活躍したりするために必要な力」と、言い換えることもできます。

 

2000年にノーベル経済学賞を受賞したジェームズ・ヘックマン氏は、教育に関して2つの論を主張しています。

 

1つめは、国は就学前の早期教育に資金を費やすべきだということ。2つめは、非認知能力の教育が一生の幸福や経済力につながるということです。

「非認知能力」を高める方法とは?

それでは、非認知能力を高めるためにはどうしたらよいのでしょうか。

 

「目標を持つ力」「目標に向かって努力する力」が、非常に重要な要素です。

 

1.目標を持つ力

目標とは「こうなりたい」という理想像のことです。目標は誰かに与えられるものではなく、自分の内側から湧き上がってくるものです。目標を持つためには、自分の人生を自分で選択していることが重要です。自分だけの志を実現しようとするとき、人は情熱を持たずにはいられません。

 

この情熱も、重要な非認知能力の一つなのです。

 

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株式会社コペル 代表取締役
福岡大学 人間関係論 非常勤講師
一般社団法人徳育学会 会長
日本メンタルヘルス協会公認カウンセラー 

1963年、福岡県生まれ。
日本アイ・ビー・エム株式会社を経て、現在、子どもの瞳を輝かせ続ける徳育教室コペルの代表として心の教育を志し、様々な研究に取り組み続けている。
全国各地で、子育てセミナーや子どもの潜在能力を引き出すための講演活動を通じて、たくさんの親子にアドバイスを行う。
良好な親子関係を構築するファミリーダイアログなど、多様なオリジナルプログラムを開発実施して活躍している。
著書に『偉人を育てた母の言葉』(致知出版社)、『あなたの言葉で子どもは育つ』(プレジデント社)、『きみの可能性は無限大』(少年写真新聞社)がある。

著者紹介

連載子どもの可能性は無限大!幼児教育のプロが教える「育脳」の進め方

「発達障害」という個性 AI時代に輝く──突出した才能をもつ子どもたち

「発達障害」という個性 AI時代に輝く──突出した才能をもつ子どもたち

大坪 信之

幻冬舎メディアコンサルティング

近年増加している「発達障害」の子どもたち。 2007年から2017年の10年の間に、7.87倍にまで増加しています。 メディアによって身近な言葉になりつつも、まだ深く理解を得られたとは言い難く、彼らを取り巻く環境も改善した…

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