ストレスは、健康・精神衛生上よくないものとして知られています。よって日ごろから、物事にあえて鈍感になる、「スルースキル」を高める必要があると言えます。株式会社コペル・代表取締役の大坪信之氏によると、高いスルースキルを持つ人には「ある共通点」があるのだと言います。一体、何なのでしょうか。

 

言い換えると、車を運転する、自転車をこぐ、道を歩くといった日常の場面において、大切なのは、背景の部分よりも前景の小さな物体の動きであるということ。

 

つまり、IQの高い人はそうでない人よりも集中力が高く、気が散ること(実験では背景の動き)をうまく処理する能力に長けているということが判明したのです。

IQが高い人=不要な情報のスルースキルが高い

背景の動きを処理できることが、頭のよさを測る唯一の指標とはいえませんが、研究を行ったメルニック氏は「このテストはとても単純ですが、IQの測定に密接に関係しています。何が思考をより効率的にするのか、つまり、より頭がよいのかを明らかにするための手がかりになるでしょう」と述べています。

 

この結果から、IQの高い人のほうが必要な情報をうまく処理する能力に長けている=スルースキルが高いといえるのです。

 

一流の人が、人格的に優れているのは、このことからも納得できます。

 

子どものストレスをすべてなくしてあげることはできませんが、スルースキルを身につけさせてあげることが、ストレスを取り除いてあげることになるということですね。

 

 

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大坪 信之

幻冬舎メディアコンサルティング

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