子育てをしていると、起床、着替え、勉強、片付け、将来の夢、就寝時間など、いろんな問題が出てきます。今回は、株式会社コペル・代表取締役の大坪信之氏が、このような問題が出てきたときに、親としてどのように対応していくべきなのか解説します。

しっかりと話を聴き、一緒に考えることが重要

子どもが自分の問題をお母さんに頼んできたときは、はねつけるわけでもなく、全部解決するわけでもなく、一度話を聴いてあげてください。

 

「一度話を聞く」ことが重要(画像はイメージです/PIXTA)
「一度話を聞く」ことが重要(画像はイメージです/PIXTA)

 

そうすることで、子どもの自律=自立を助けてあげることができます。忙しいときは、100%引き受けなくても、半分引き受けることもできるはずですね。

 

子どもの問題を子どもが頼んできたときは、ぜひ相談して決めてあげてください。子どもが「ねえねえ、お母さん、この宿題教えて」と頼んできたときは、子どもが手助けを求めているときなので、子どもとお母さんの2人の問題として考えてみましょう。

 

以下のような対応パターンを用意しておくといいでしょう。

 

パターンA:「はい、いいよ」と笑顔で引き受ける

パターンB:「お母さんと一つだけやってみて、あとは自分でやってみてくれる?」と、聞く

パターンC:「今日は、疲れているから無理だけど、明日の朝は大丈夫よ」と伝える

 

子どもの問題を子どもが頼んできたときは、相談して決めることが大事なのです。

 

子どもの問題は、子どもが自分で解決することが基本ですが、助けを必要とする問題もあるでしょう。そんなときは、2人の問題として、一緒に相談しながら解決をしていきましょう。

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大坪 信之

幻冬舎メディアコンサルティング

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