本連載は、2015年11月25日刊行の書籍『老後の財産は「任意後見」で守りなさい』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

売ろうにも売れない事態で地獄を見る前に

今後、空室が埋まらないことが多くなっていき、売ろうにも売れない事態が発生すること
が予測されるからです。また、相続が発生したとき、古い不動産を残されても相続人たちが困るだけ、ということも考えられます。不動産は管理が大変なので、「誰が管理するか」という問題が出てくるからです。

 

今のうちに売却するものは売却して、売却益を老後資金にするなり、もっと都心に近い物件を購入して賃貸に出すなりして、資産の組み換えを行っておいた方がいいでしょう。


不動産を「負動産」にしないためにも、早めに打つ手を考えておくようにしたいものです。

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本連載は、2015年11月25日刊行の書籍『老後の財産は「任意後見」で守りなさい』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

老後の財産は 「任意後見」で守りなさい

老後の財産は 「任意後見」で守りなさい

眞鍋 淳也

幻冬舎メディアコンサルティング

昨今、高齢者を狙った詐欺や「争続」が新聞やテレビなどのメディアで盛んに取り沙汰され、老後の財産管理に対する不安が高まっています。高齢になると判断能力が低下してしまい、望まないかたちで財産を失ってしまうケースは多…

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