売上ゼロなのに…重くのしかかる「住民税」の負担
納税といえば、まずは「確定申告」が頭に思い浮かぶ方が多いのではないでしょうか。
その内容、ノウハウについては、おいおい解説していきますが、実は個人事業主が払う税金は所得税だけじゃないんです。
[図表]をご覧ください。
これは個人事業主に関わる税金納付のスケジュールを示したものです。日程は平成27年度分ですが、例年、大体同じ日程が期限となります。さらに、所得税と消費税について一定の基準に該当すると、表に挙げた納付期限前に、一部をあらかじめ前払いしなければなりません。
そう、事業を始めると、年中、なんらかの税金支払いに追いかけられかねないのです。
と、冒頭からウンザリするような話ばかりで恐縮ですが、とくに会社員を辞めたばかりの方にご注意いただきたいポイントがあります。
一つが、住民税の支払いです。
住民税については、前年の所得に対して課税され(所得割額と均等割額の合計で算出)、納付することになります。よって、辞める前年、いいお給料をもらっていた方は「こんなに払うの?」と、予想以上の出費に頭がクラクラしてしまうようなことも…。
さらに事業を始めたばかりで売上ゼロの状態でも、容赦なく支払い義務が生じ、年度内4回(6月末、8月末、10月末、翌年1月末)も納付期限がやってきます。
「開業時にコストをかけすぎない」ことをシツコく申し上げるのには、こうしたお金の準備も必要になるからです。
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