続いて、就業している人の属性をみていきます。15歳以上で就業しているのは683人。職業分類別にみていくと「学術研究、専門・技術サービス業」14.6%、「卸売・小売業」9.5%、そして医師をはじめとする医療関係者である「医療・福祉」8.9%と続きます。特に市谷砂土原町1丁目には「医療・福祉」関係者が14.8%と、割合が高くなっています。また就業者の18.7%、6人に1人は会社役員。ここでも市谷砂土原町1丁目で割合が高く、24.1%。就業する住民の4人に1人は企業で重責を担う立場です。
2020年公示地価をみていくと、市谷砂土原町2丁目、「市ヶ谷」駅から4分ほどの住宅地で479.3万円 /坪(145.0万円 /㎡)。マンションであれば、ファミリータイプの80平米で1億1,600円と、億ションになることは確実のレベルです。
武家屋敷町に由来し、市ヶ谷のオフィス街に溶け込むような市谷砂土原町。人通りも比較的多く、一見すると、富裕層が多く住む街とは気づかないかもしれませんが、高級レジデンス主体の都心型の高級住宅街です。
【関連記事】
税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
恐ろしい…銀行が「100万円を定期預金しませんか」と言うワケ
親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】