制作会社はデザインのみ?…なぜ集客のノウハウがないのか

ウェブマーケティング業界は楽して儲けようという人が多いと指摘するのは後藤ブランド社長の後藤晴伸氏だ。「高い費用をかけても売り上げは伸びなかった」「報告書を読んでも、担当者に聞いても何をしているのかわからない」「契約したとたん対応が悪くなった」……。同業者にとって耳の痛いウェブマーケティングの実態を暴き、本当の魅力を伝える。本連載は後藤晴伸著『増補改訂版 ウェブマーケティングという茶番』(幻冬舎MC)の抜粋原稿です。

月次レポートにも現れる会社の良し悪し

リスティング広告を10%の手数料で代理店に任せて満足しているというクライアントもいますが、10%ではそれに見合った満足しか得られないはずです。

 

ウェブマーケティングがうまくはまったときの威力を知らないので、多少反響がある程度でよしとしてしまっているのでしょう。ですから広告代理店を決めるときには、手数料の安さで決めるべきではありません。それなりの代理店にしか出会えず、結果的に不満を抱えたままの状態が続くか、ウェブマーケティングの可能性に気づかないままでいることになってしまいます。

 

●月次レポートの内容に表れるウェブマーケティングの質

 

ウェブマーケティング会社の良し悪しは、月次レポートにも表れます。

 

よくない会社の月次レポートは、数字を集計しただけで、見ても分かりにくく、分析や考察などのコメントが見当たりません。その会社のフォーマットに合わせて数字を載せただけで、見るべきポイントの説明がありません。数字の集計項目も少なく、広告別やキーワード別に載っている程度です。

 

ただ数字を集計しただけのレポートではなく、しっかり運用の分析・考察が記載されて今後の改善施策も提示されていれば良いウェブマーケティング会社と言えます。

 

後藤 晴伸
後藤ブランド 社長

 

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後藤ブランド株式会社 代表取締役

青山学院大学国際政治経済学部を卒業後、凸版印刷株式会社入社。
電通・電通テック担当として、大手企業の紙媒体を中心とした広告制作を担当。
大手インターネット広告代理店、株式会社セプテーニへ転職し、SEMコンサルタントとして数十社のリスティング広告の運用を担当。
その後取締役としてウェブマーケティング会社の立ち上げに参画。
孫請け、ひ孫請けとしてウェブマーケティングに携わる中、業界特有の構造への疑問が強くなり、2014年に独立し、後藤ブランド株式会社を設立。
経営改善にまで踏み込んだ提案力、クライアント企業への遠慮のない物言いで、数々の中小企業の売上増に貢献。
後藤ブランド株式会社代表取締役。
2016年に、「ウェブマーケティングという茶番」(幻冬舎メディアコンサルティング)を出版。
その後、書籍の反響もあり、多くの広告代理店、制作会社からの要望から、下請け案件を専門とする子会社、株式会社グランデッツァを2018年に設立。
金融業界や医療業界など様々な業界にて、ウェブマーケティングに関する講演依頼があとを絶たない。

著者紹介

連載悪しき業界を大掃除!ウェブマーケティングの闇

増補改訂版 ウェブマーケティングという茶番

増補改訂版 ウェブマーケティングという茶番

後藤 晴伸

幻冬舎メディアコンサルティング

業界を知り尽くした著者がウェブマーケティング業界の闇を暴露する衝撃の一冊。 インターネットがビジネスでも必須の存在となり、ウエブを活用した賞品宣伝や集客が当たり前になり、検索順位を上げたり、広告から商品の購入に…

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