本記事では筑波こどものこころクリニック院長/小児科医の鈴木直光氏の書籍『新訂版 発達障がいに困っている人びと』(幻冬舎MC)より一部を抜粋し、「こころの問題」についてひも解いていきます。

パーティションの導入など各自治体で工夫を

避難所の工夫も必要です。パーティションで隣が見えないようにし、順番を待たなくてもいいように配布方式にする等、マニュアル化して各自治体で周知徹底すれば、発達障がいの子たちもその親御さんも安心して避難できるのではないでしょうか。

 

一日も早くすべての発達障がいの子どもたちが普通に学校へ行き、普通に進学し、普通に就職し、普通に避難し、普通に医療を受けられる日が来ることを祈っています。

 

本記事は幻冬舎ゴールドライフオンラインの連載『新訂版 発達障がいに困っている人びと』を再編集したものです。最新の情報・法令等には対応していない場合がございますが、ご了承ください。

 

 

鈴木 直光

筑波こどものこころクリニック院長・小児科医

小児神経学会認定医博士(医学)

新訂版 発達障がいに困っている人びと

新訂版 発達障がいに困っている人びと

鈴木 直光

幻冬舎メディアコンサルティング

発達障がいは治療できる 診断、対処法、正しい治療を受けるために 書版が出版されてから4年、時代の変化を踏まえて最新の研究データを盛り込み、大幅な加筆修正を加え待望の文庫化。 “「発達障がい」は治療ができない…

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