日本各所に点在する、高級住宅地。どのようにして高級住宅地となったのか、その資産価値はどれくらいなのか。富裕層が住む、知られざる高級住宅地のストーリーを紐解いていきます。今回ご紹介するのは、千代田区番町。

 

続いて、就業している人の属性をみていきます。15歳以上で就業しているのは4,895人。そのうち最も多いのが「医療、福祉」で646人。「学術研究、専門・技術サービス業」522人、「卸売・小売業」「公務」「金融・保険業」と続きます。さらに役員が899人と、就業者の5人に1人の割合。番町には医師をはじめとする医療関係者、さらに企業の重役が多く住んでいます。

 

2020年公示地価をみていくと、番町のなかでも高いのは、二番町の「麹町」駅から徒歩1分の地点で、447.0万円 /m²(1477.7万円 /坪)。住宅地としても国内トップクラスです。たとえば10坪の極小住宅を建てようとしても、土地代だけで1億4,777万円。一般人には到底手が出ない価格です。

 

さらに過去2年間の中古マンションの取引実績から1平米当たりの販売価格をみていくと、平均140万7,000円/㎡。たとえば80㎡のファミリー向けマンションを購入しようとしたら、1億1,256万円と、億ションは覚悟しなければいけない水準です。

 

旗本の屋敷街から邸宅街、そして昨今は、高級レジデンスが増加している番町。地価もマンション価格も国内最高クラスで、本物の富裕層だけが住める街、といえるでしょう。

 

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