どこの街に住むかの選択は、仕事やプライベートに大きな影響を与える。さらに家賃が家計支出の大きなウェイトを占めることを考えると、居住地は資産形成までも左右するといえる。総合的に考えて住みやすい街はどこなのだろうか? 20代後半から30代前半の単身会社員の住み心地を考えていこう。今回取り上げるのは、東武鉄道東上線の「朝霞」。

 

単身会社員にとって、居住地選定の重要な基準となる、交通の利便性はどうでしょうか。東武鉄道東上線で「池袋」17分。東上線は、東京メトロ副都心線や有楽町線と相互運転をしており、「新宿三丁目」23分、「渋谷」29分、「有楽町」42分(所要時間は「朝霞」を平日8時に出発した場合の目安)。「朝霞」は、池袋を始めとした山手線西側エリアへのアプローチに優れています。また都心にもダイレクトにリーチできる点も魅力です。

 

買い物環境はどうでしょうか。駅周辺には「東武ストア」「アコレ」「コモディイイダ」「西友」「業務スーパー」といったスーパーのほか、大手ドラッグストア店も。24時間営業のスーパーもあり、時間を気にせずに買い物ができるのも魅力です。

 

飲食店はどうでしょうか。駅周辺には選択肢は多くはないものの、ファストフードやファミレス、牛丼店、定食店など、単身者でも利用しやすい大手飲食チェーン店が揃っています。居酒屋チェーン店は多く見られますが、地元密着の個店は、それほど多くはありません。外食派の人でも困るほどの環境ではありませんが、少々物足りなさを感じるかもしれません。

 

自衛隊の印象が強い「朝霞」ですが、駅周辺に適度に商店が集積し、その周囲には閑静な住宅街が広がっています。東京のお隣、埼玉県ですが、都内へのアクセスも良好で、特に池袋エリアであれば20分弱、都心勤務であっても、ほぼ1時間圏内でアクセスできます。特に有楽町線沿線の勤務であれば、検討の余地はあるのではないでしょうか。

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録