お金がないなら、政府がばらまけばいい
誰かの赤字は他の誰かの黒字であるから、企業や家計を黒字にしようとすれば、政府部門などその他の部門で赤字が生じなければいけない。
現在の日本は少子高齢化と人口減少が進み、消費増税やコロナ禍の影響もあり、家計も企業もお金を使いにくい状況にあり、そのような状況下で経済を成長させようとすれば、その他の部門、つまり政府部門が赤字を出す必要がある。
MMT支持派が「お金をばらまけ」と主張するのはこういう理由からなのだ。
※使用されているデータは執筆された2020年3、
森永 康平
金融教育ベンチャーの株式会社マネネCEO
経済アナリスト