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数ヵ月待ちが当たり前?
社会問題化する「初診待機問題」を解決する
「発達支援教室」×「児童精神科クリニック」
EQは、『挫折回復力』とも訳されています。
人生は、決していいことばかりが続くわけではありません。ときに苦しく、耐えるに耐えられないような試練が訪れます。EQは、そんな逆境に耐える力を意味しているようです。
学生時代は一流大学に入り、勉強をしてトップクラスの成績を残してきたAさん。しかし就職してからは、学生時代の勉強のようにうまくいかない。
この事例を上げて、ゴールマン氏は、『IQは高かったが、EQが低かったため』に仕事がうまくいかなかった。と説明しています。
IQが全面的に役に立つのは、有名企業に就職するまで、社会に出てから活躍するのはEQが必要とのことです。
IQだけに偏った教育では、社会に出てから活躍できない
本当の早期教育とは、IQだけを追及し行うものではなく、EQに関しても同様に育てることをいいます。
IQだけに偏った早期教育をしてしまった結果が、上記の例のようになってしまったということなのです。EQの基礎を身に付ける機会は、生後から両親の子育ての中で始まっています。EQの形成は、学童期(6~11才)を通じてずっと続きます。後年になって身につくEQは、その基礎上に積み重ねられていきます。
ダニエル・ゴールマン氏は、著書で下記のようにEQを育てる教育法を要約しています。
1.家庭教育が重要である
2.早期教育が必要である
3.感情や感性を豊かにする教育が必要である
4.IQとEQは対立するものではない
ぜひとも親がお手本となり、子どものEQ能力を高めてあげましょう!
大坪 信之
株式会社コペル 代表取締役