新型コロナの流行下でも、ニュージーランド不動産の「売買」は盛んです。しかし、観光客や留学生が減少した影響により大都市の物件には「空室」が目立ちます。2020年のニュージーランド不動産投資は厳しい見込みです。とはいえ、逆境ならではのチャンスもあります。それは一体、なんでしょうか? 本記事で紹介していきましょう。 ※本記事は、オークランド在住で不動産会社を経営する著者が、現地でしか掴めない不動産事情をレポートします。

 

オークランドのような大都市では、観光客や留学生の数が低迷し、シティーを中心にアパートメントの空室が目立っています。この状況は投資家にとって大打撃ですが、国内を移動する人々をうまくキャッチして運営できるよう努力し、管理会社も空室があるいまこそメンテナンスを試みるようにと工夫してご案内しています。

 

とはいえ、このような事態では物件を所有し続けることがむずかしくなる家主も出てきますので、シティーのアパートメントをお手頃価格で手に入れるチャンスでもあります!

 

いずれにせよ、今年2020年の不動産投資が厳しいことは隠せませんが、皆様がどの位置にいるかによって視点が異なります。我々は、皆様がうまく工夫して投資運営ができるようサポートしています。ご自身の物件を万人にも気に入られるような状態に保つことにより、賃貸・売却の面でもきっと成果が出るかと思います。

 

これから、投資(購入)しようと思っている方にとってはチャンスでもあります。家主様の状態を細かく調査し、値を下げてくる状況を把握し、よい物件をお得にゲットしましょう。

 

9月には選挙が開催されます。いま注目しているのは、政権がどうなるかによって、外国人が不動産物件を所有する際の条件がよい方向へ進むのか、現状維持となるか、完全にシャットアウトになるのか…というところです。いまの時期はリサーチに費やし、9月からの活動に注目したいと考えます。

 

 

一色良子

Goo Property NZ Ltd.代表取締役社長

 

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