日本人男性の3割が発症するというAGA(男性型脱毛症)。今回取り上げるM・Aさん(仮名32歳男性)もまた、薄毛に悩まされた患者の1人でした。そんなM・AさんはAGAをどのように克服したのでしょうか。この記事は、音田正光著『薄毛革命「自毛主義」のすすめ』より一部を抜粋・再編集したものです。

薄毛だったのはどこか思い出せないほどの劇的変化

話に聞いていた通り、切らない手術は術後の痛みがほとんどなく、ほっと安心したのを覚えています。その後、FUSSでできた傷を隠す手術も受けました。これは毛がなくなった帯状の傷跡に、また自分の毛を移植して修正するものです。

 

そして、その後の4回目の手術が、現時点では私にとって最後の手術となります。額をさらに狭くするための1350株の移植です。そのとき初めて音田正光先生に執刀していただきました。先生の第一印象は「優しい口調」です。生まれ故郷の福島訛りも相まってかもしれませんが、とても優しく大らかな印象を受けました。

 

一般的に保険診療の病院では、正直、機械的でビジネスライクな対応をする医師に会うことが多いように思いますが、先生はまったくそうしたことがなく、しっかりと私の話を聞き、丁寧に診察してくださいました。そして結果的に、術後に最も満足できる植毛方法を提案していただけたので、安心し、信頼することができました。

 

そこで先生のクリニックでは「MIRAI法」と呼ぶFUE法を使った4回目の手術を受けたのです。この手術で額をさらに狭くすると、ますます納得のいく結果になりました。もともと、とても額が広かった私ですが、今では「少しだけ額が広いかな?」という程度の人になったのではないでしょうか。

 

私自身、とても満足していますし、母などは「あれ、どこに剃り込みが入ってたんだっけ?」などと言うくらいで、もう薄毛だった頃の私を思い出せないようです。また、私が通っている美容室の美容師さんも、「植毛をすると、こんなに違うものなんですか!?」と驚いていますね。髪の毛のプロフェッショナルも驚くくらい、自然で緻密な仕上がりなのでしょう。

 

周囲からのそんな声をとても嬉しく聞きながら、改めて自分の髪を見てみると、本当に植毛技術の凄さに感心します。薄毛は今や治療することができるとはいえ、技術が悪ければ生えてこないでしょう。それが満足できる毛量でしっかりと生えているのを身を持って実感できているので、医療技術の進歩に感謝の気持ちでいっぱいです。

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    この記事は、音田正光著『薄毛革命「自毛主義」のすすめ』より一部を抜粋・再編集したものです。

    薄毛革命 「自毛主義」のすすめ

    薄毛革命 「自毛主義」のすすめ

    音田 正光

    幻冬舎メディアコンサルティング

    髪が抜けて少なくなる、頭頂部が薄くなる――これは男性にとって古今東西、永遠のテーマといえる苦しみであり、さらに昨今は女性にも薄毛の悩みを抱える人が増えています。 本書では、さまざまな治療法を試しては失望してきた…

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