「明元素」言葉で運を引き寄せている
人は考えていることが言葉になり、その言葉通りの行動をとります。
そして、行動を続けると習慣になり、人生を形づくります。
お金を稼ぎ、増やせる人になるためには、思考から「お金持ち」と同じになるのが早道です。
お金持ちは、一つの出来事に対して「明元素(めいげんそ)言葉」で考えます。
「明元素」とは、「明るく」「元気で」「素直・素敵」という意味であり、その反対である「暗病反(あんびょうたん)言葉」の「暗病反」とは「暗く」「病的」「反抗的」という意味だそうです。
「明元素言葉」には、「できる」「やってみよう」「挑戦します」「楽しい」「おもしろい」「ありがとう」などがあり、「暗病反言葉」には、「いやだ」「忙しい」「できない」「つまらない」「どうせ」「どうでもいい」などがあります。
たとえば、難しい仕事を担当させられたとき「こんな大変なことできない」「どうせ、うまくいかない」と考えるのか、「せっかくのチャンス、やってみよう」「おもしろい仕事を担当させてくれてありがたい」と考えるかで、気持ちが変わり結果も大きく異なるでしょう。
「そんなのただ言い換えているだけじゃない?」と思うでしょうか。
でも、こんな簡単でお金がかからないことほど、できていない人が多い。私は、お客さんの前でも社員の前でも、「忙しい」「疲れた」などと絶対に口にしないようにしています。
また、私の知るお金持ちで、お金を増やし続けている人は例外なく、ポジティブな言葉を発し、前向きに行動しています。
言葉を換えるだけで思考が変わり、行動が変わり、習慣が変わるのです。
そしていつも、前向きに考え、明るく元気に振る舞っている人のところは病気も遠のき、「運」と「縁」もやってくるのです。
鳥山 昌則
税理士法人とりやま財産経営 代表
【関連記事】
税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
恐ろしい…銀行が「100万円を定期預金しませんか」と言うワケ
親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】