「儲かっている社長」には必ず儲かる理由があるという。そば屋の住み込みから160億円を超える不動産を所有するまでになった税理士大家の鳥山昌則氏の『家賃収入11億円の税理士大家がこっそり教えるお金の増やし方』(現代書林)から一部を抜粋し、どんどんお金を増やす人の考え方や行動特性を紹介する。

「明元素」言葉で運を引き寄せている

人は考えていることが言葉になり、その言葉通りの行動をとります。

 

そして、行動を続けると習慣になり、人生を形づくります。

 

鳥山昌則著『家賃収入11億円の税理士大家がこっそり教えるお金の増やし方』(現代書林)
鳥山昌則著『家賃収入11億円の税理士大家がこっそり教えるお金の増やし方』(現代書林)

お金を稼ぎ、増やせる人になるためには、思考から「お金持ち」と同じになるのが早道です。

 

お金持ちは、一つの出来事に対して「明元素(めいげんそ)言葉」で考えます。

 

「明元素」とは、「明るく」「元気で」「素直・素敵」という意味であり、その反対である「暗病反(あんびょうたん)言葉」の「暗病反」とは「暗く」「病的」「反抗的」という意味だそうです。

 

「明元素言葉」には、「できる」「やってみよう」「挑戦します」「楽しい」「おもしろい」「ありがとう」などがあり、「暗病反言葉」には、「いやだ」「忙しい」「できない」「つまらない」「どうせ」「どうでもいい」などがあります。

 

たとえば、難しい仕事を担当させられたとき「こんな大変なことできない」「どうせ、うまくいかない」と考えるのか、「せっかくのチャンス、やってみよう」「おもしろい仕事を担当させてくれてありがたい」と考えるかで、気持ちが変わり結果も大きく異なるでしょう。

 

「そんなのただ言い換えているだけじゃない?」と思うでしょうか。

 

でも、こんな簡単でお金がかからないことほど、できていない人が多い。私は、お客さんの前でも社員の前でも、「忙しい」「疲れた」などと絶対に口にしないようにしています。

 

また、私の知るお金持ちで、お金を増やし続けている人は例外なく、ポジティブな言葉を発し、前向きに行動しています。

 

言葉を換えるだけで思考が変わり、行動が変わり、習慣が変わるのです。

 

そしていつも、前向きに考え、明るく元気に振る舞っている人のところは病気も遠のき、「運」と「縁」もやってくるのです。

 

 

 

鳥山 昌則

税理士法人とりやま財産経営 代表

 

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家賃収入11億円の税理士大家がこっそり教えるお金の増やし方

家賃収入11億円の税理士大家がこっそり教えるお金の増やし方

鳥山 昌則

現代書林

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