さっそく動画の内容を一部ご紹介。

芦田 先生、コロナショックってことで、マーケットがものすごく荒れてるじゃないですか。

 

内藤 はい。

 

芦田 その辺り、我々はどういう風に接すればいいのかな。

 

内藤 リーマンショックとコロナショックって「ふたつのショック」みたいに言ってますけど、全然意味合いが違っていて、リーマンショックというのは、金融機関の問題なんですよね。絶対潰れないと思われていた「リーマンブラザーズ」という投資銀行、日本でいえば、いきなり「野村證券」とか「大和証券」とかね、ああいう証券会社が急に潰れちゃった。みんなパニックになりますよね。「どうなっちゃうの、日本終わりじゃない?」みたいなね。

 

そうすると、「メリルリンチ」とか「ゴールドマンサックス」とか色々な投資銀行がありましたけれども、「そういうところもヤバいんじゃないの?」「お金のやり取りするの、今日はやめとこうかな」とみんなが思って、手元にせっかくお金が余っているのに溜め込み始めるわけですよ。

 

そうして実体経済が回らなくなっちゃった…というのがリーマンショックです。加圧トレーニングで血液が急にギュッて鬱血したみたいになっちゃったわけです。

 

芦田 うん。

 

内藤 コロナショックは、もはや言うまでもないことですけど、コロナウイルスによって実体経済がどんどん重くなっちゃって影響を受けている…というショックです。リーマンショックはどちらかというと人災的な側面がある一方で、コロナショックは、まあ陰謀説とかもありますけど、天災に近いという意味で、ふたつのショックにはだいぶ違いがある。

 

なので、リーマンショックの場合は「大丈夫だよ!」とアメリカが言っても「本当に大丈夫なの? また第二のリーマンが出るんじゃないの?」とずーっと思ってたので、いつまで経ってもお金を出す動きがなかった。やっと何年か経って恐る恐る始めたら、「あれ? 大丈夫じゃない?」と気づいて、ようやく普通の状態に戻ってきた。今、こういう状態なんですね。

 

芦田 (頷く)

 

内藤 コロナショックの場合は、感染拡大がある程度収まれば、急に人がぶわーって動き始めるので、僕はリーマンより回復は早いんじゃないかと思っています。もちろん、なかなか収まらないっていうリスクはあると思うので、そこ次第なんですけれど。

 

今、自粛してる人たちに「コロナ終わったらどうする?」と聞いたら「やっぱりどこか出掛けたいよね!」となるじゃないですか。

 

芦田 そうですね。まあそろそろ…。

 

内藤 「イタリアに行きたい!」「イタリアを助けたい!」といった人が絶対出てくるので。

 

芦田 「お金を落としたい!」みたいな。

 

内藤 そうそう。「お金を落とそう!」みたいなね。「まず温泉行きたいよね」みたいな気持ちになって、大量に人が出かけるようになったら。

 

 

芦田 民泊バブルになるんじゃないか!

 

内藤 民泊で廃業してる所とか、レストラン潰れちゃってる所もたくさんある状態だから、復活したところでお店足りない、旅館足りない、ということが逆に起きちゃったりする可能性もありますけど。

 

ただやっぱり、実体経済が今すごいダメージを受けてるんで、解雇された人とか、自宅待機になった人とか、収入の下がった人とか、フリーで仕事してる人とか、収入0ですから、その人たちが経済的に困ってしまうと影響は出てきますよね。

 

だから4~6期のGDP成長率は大きくマイナスになると思いますけれど、物流がもとに戻って、何事もなかったかのように生活を始めれば、急激に回復してきて、むしろ物が足りなくなるはずです。生産がしばらく止まって、物不足な訳ですから。そしたら工場がフル生産になって、今度は急に景気がわぁーってよくなったりするんで、そういう意味で、コロナショックからの回復っていうのは、早いんじゃないかと思いますね。

 

株や不動産など様々な投資を行っている内藤氏。動画ではこの後、コロナによる影響はどうだったのか、リアルな現状が語られています。

 

動画の続きは、幻冬舎ゴールドオンライン本サイトにて無料公開中。どうぞご覧ください。

 

GGO編集部

 

 

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